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指数: 15分ディレイ
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週明け16日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続落。終値は前営業日比0.26%安の4084.79ポイントだった。深セン成分指数は0.19%高の14307.58ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆3253億3100万元だった。
上海総合指数は終日ほぼマイナス圏で推移した。後場に入って下げ幅をやや縮小したが、終値で4日以来の安値を連日で更新した。中国国家統計局が午前に発表した小売売上高など1−2月の主要経済指標はいずれも市場予想から上振れたものの、中東情勢の緊迫化などが嫌気され、相場の重しとなった。また、トランプ米大統領は中国に対してホルムズ海峡を巡る問題の解決に協力するよう求め、対応次第では今月下旬に予定している訪中を延期する可能性を示唆したと外電が伝えた。セクター別では、貴金属や鋼材、石炭がほぼ全面安となった半面、漁業や白酒が全面高。海運・港湾や半導体も買われた。 A株市場では、浙江水晶光電科技(002273)や青海塩湖工業(000792)、万華化学集団(600309)、中国アルミ(601600)などが売られた。半面、生産拠点の操業が全面再開したと発表したSTチェンミン・ペーパー(000488)がストップ高を付けたほか、BYD(002594)や貴州茅台酒(600519)、賽力斯集団(601127)も高かった。 上海B株指数は0.69%安の264.48ポイント、深センB株指数は0.20%高の1237.00ポイント。 |
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上海総合指数
引値:4084.79ポイント 前日比:-10.66ポイント 騰落率:-0.26% 上海B株指数 引値:264.48ポイント 前日比:-1.83ポイント 騰落率:-0.69% 深セン成分指数 引値:14307.58ポイント 前日比:26.80ポイント 騰落率:0.19% 深センB株指数 引値:1237.00ポイント 前日比:2.45ポイント 騰落率:0.2% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4671.56ポイント 前日比:2.42ポイント 騰落率:0.05% |
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3月第2週(3月9−13日)の中国市場は、前週の下落基調から持ち直し、主要指数の一部が反発した。ハイテク株や成長株を中心に買い戻しが入り、相場を下支えした。一方、市場全体の売買代金は減少し、香港市場でも商いが細るなど、投資家の慎重姿勢がなお残った。
中国の2月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比1.30%上昇と、1月の0.20%上昇から伸びが加速した。前月比でも1.00%上昇した。生産者物価指数(PPI)は前年同月比0.90%低下と、1月の1.40%低下からマイナス幅が縮小し、デフレ圧力の緩和を示した。 金融面では、2月のマネーサプライが拡大した。現金通貨(M0)は前年同月比14.10%増、M1は5.90%増、M2は9.00%増だった。一方、製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.00と、1月(49.30)から小幅に低下し、好不況の分岐点である50を下回る状態が続いた。 中国本土のA株市場では、主要指数の多くが上昇した。滬深300指数は週間で0.19%上昇し、前週(1.07%下落)から反発。深セン成分指数は0.76%上昇、創業板指数も2.51%上昇した。一方、上海総合指数は0.70%下落し、科創50指数も2.88%下落と軟調だった。 業種別では「石炭」が5.03%上昇と上げが目立ち、「電力設備」(4.55%上昇)や「建築装飾」(4.12%上昇)なども買われた。ただ、市場全体の売買代金は12兆4914億元と、前週の13兆2212億元から5.52%減少し、商いは細った。 香港市場では指数の動きがまちまちだった。ハンセン指数は週間で1.13%下落した一方、ハンセン中国企業指数は0.50%上昇、ハンセンテック指数も0.62%上昇した。市場全体の売買代金は1兆902億6400万HKドルと、前週の1兆2575億4600万HKドルから13.30%減少した。 本土資金による香港株投資は大きく回復した。上海経由の「港股通(南向き取引)」は342億8700万HKドルの純流入、深セン経由も181億5300万HKドルの純流入となり、前週の純流出から一転して資金流入に転じた。 資金調達面では、本土市場の新規株式公開(IPO)は北京証券取引所の2社で、調達額は5億4700万元だった。前週はIPOがなかった。香港市場ではIPOが3社、増資が14件、株主割当増資が1件あり、増資と株主割当増資による調達額は計16億HKドルだった。 一方、投資信託市場では新規発行が24本、発行規模は244億9500万口と、前週の123億3800万口(10本)から大きく増えた。株式型や混合型を中心に設定が増え、個人資金の流入がやや活発化した。 相場は一部指数で持ち直したものの、売買代金の減少や香港市場の商い低迷などから、投資家心理はなお慎重な状態にある。物価の持ち直しや資金供給の拡大が実体経済の回復につながるかが、今後の市場の焦点となる。 |
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