■午後0時までの記事一覧：

【香港】安踏体育用品、独アウトドアブランド「ジャックウルフスキン」を買収
【香港】舜宇光学科技、25年3月の携帯端末用レンズセット出荷量は16％減
【香港】中国国際金融、25年1−3月期決算は50−70％増益の見通し
【香港】吉利汽車、25年1−3月期決算は大幅増益の見通し
【香港】中国国際コンテナ、土地収用で補償金8億元超
【香港】中国中鉄、会長がA株自社株買いを提案　最大16億元
【香港】裕元工業、3月の純売上高は0.7％減
【香港】Qテクノロジーの3月販売量、カメラモジュールは19％減
【香港】長江ライフサイエンスが取引再開、TROP2がんワクチン前臨床試験で成果
【香港】安踏体育用品、「安踏」ブランドの1−3月期販売額は1桁後半の増加
【香港】大唐新能源、3月の発電量は6％増
【香港】緑葉製薬のパーキンソン病治療後発薬、英国で発売へ

【中国】米国、中国製品への関税率は合計145％
【中国】江鈴汽車の1−3月期新車販売台数は2％増、うち海外は18％増
【中国】人民元の11日の基準値は1米ドル＝7.2087元、前日比で0.007％元高
【中国】歌爾、自社株買いを計画　最大10億元
【中国】歌爾、筆頭株主が4700万株を買い増し
【中国】寧夏宝豊能源集団、1−3月期は65−76％増益の見通し

　11日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。中国政府が新たな景気対策を打ち出すとの期待が相場の支えとなる一方、米中の貿易戦争が激化する中、週末を前に利益を確定する動きも広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.09％高の3226.54ポイントで推移している。セクター別では、貴金属と電機が全面高。宝飾や半導体も買われている。半面、食品・飲料、酒造、観光・ホテルなどが売られている。

　11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感と中国との貿易戦争激化が改めて警戒され、前日の米株式相場が反落した流れを引き継いだ。米長期金利の上昇も地合いの悪化につながったもよう。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.54％安の20570.48ポイントで推移。個別では、国際金融銘柄のHSBC（00005）とAIAグループ（01299）、中国ネット通販大手のアリババ集団（09988）が売られ、相場の重荷となっている。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム（09961）は大幅に反落。半面、自動車メーカーの吉利汽車（00175）と理想汽車（02015）、宝飾品販売の周大福珠宝（01929）が高い。2025年1−3月期決算をきょう発表する紫金鉱業集団（02899）も上昇している。