本日から取引停止になる銘柄と取引再開になる銘柄は次の通り。
　※ストックコネクト採用のA株とB株が対象

★以下の銘柄は本日から取引再開
◇*ST銀億（000981）

★以下の銘柄は本日から取引停止
◇*ST江蘇澄星燐化工（600078）：株価変動のため

　24日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比0.72％安の108.93米ドルと6営業日続落。一方、中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）は0.87％高の151.12米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の24日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：108.93米ドル（-0.72％）
　■百度（BIDU）：151.12米ドル（+0.87％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：26.87米ドル（-0.56％）
　■JDドットコム（JD）：70.91米ドル（+0.52％）
　■ウェイボー（WB）：28.07米ドル（-1.47％）
　■ネットイース（NTES）：92.80米ドル（+1.35％）
　■モモ（MOMO）：9.99米ドル（+0.71％）
　■レンレン（RENN）：23.00米ドル（+2.63％）
　■滴滴出行（DIDI）：4.12米ドル（-1.20％）
　■捜狐（SOHU）：18.49米ドル（-0.64％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：1.31米ドル（+6.28％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：5.38米ドル（-0.74％）

　24日のNY株式相場は急落後に反発。ロシアがウクライナに侵攻したことで急落してスタートしたものの、売り一巡後は足もとで大きく下落したハイテク株を中心に買い戻しが優勢となった。ダウ平均は朝方に859米ドル安まで下落後、92.07米ドル高(+0.28％)と6日ぶりに反発して終了。

　S&P500も2.62％安まで下落後、1.50％高と5日ぶりに反発。ハイテク株主体のナスダック総合は3.45％安まで下落後、3.34％高と6日ぶりの大幅反発となった。主力ハイテク株は、マイクロソフトが5.11％高となったほか、テスラ、メタ・プラットフォームズ、アマゾン･ドット･コム、アルファベットも4％超上昇。エヌビディアも6.08％上昇し、フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）は3.70％高と5日ぶりに大幅反発した。

　リスク回避が強まったことで投資家の不安心理を示すVIX指数は一時37.79ポイントまで上昇したが、30.32ポイントで終了し、前日比0.70ポイントの低下となった。NY原油は一時100米ドルを突破したが、92米ドル台で終了。金融政策の見通しを巡っては、3月米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.50％の利上げ確率は前日の30％台から10％台に低下した。

　ロシアのウクライナ侵攻を受けてバイデン米大統領は追加の対露経済制裁を発表したものの、制裁の切り札とみられた銀行間国際決済ネットワークの国際銀行間通信協会（SWIFT）からのロシア排除のカードを切らなかった。ロシアのプーチン大統領は世界経済システムを傷つけるつもりはないと発言したことも過度な警戒感の緩和につながったようだ。