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指数: 15分ディレイ
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23日の中国本土株式市場で上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.93%高の3489.15ポイントだった。深セン成分指数は1.90%高の13549.99ポイントと反発。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆408億9600万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。結局、この日の高値圏で終えた。中国指導部が前日、新年最初の重要政策文書である「中央1号文件」を公表したこともあって、産業政策の恩恵が期待できるセクターが買いを集め、相場を押し上げた。ロシアによるウクライナ侵攻への警戒感は根強いものの、欧米各国は全面的な制裁の発動をひとまず見送ったとの観測が浮上し、投資家心理が改善したもよう。 セクター別では、半導体と教育が高い。太陽光発電機器と電池、化学肥料も上げた。半面、貴金属と採掘が反落したほか、石炭、建設が下げた。 A株市場では、リチウム電池材料の寧波杉杉(600884)、単結晶シリコンメーカーの隆基緑能科技(601012)が大幅に上昇。電気自動車メーカーのBYD(002594)と自動車部品メーカーの寧波均勝電子(600699)、レーザー機器メーカーの大族激光科技産業集団(002008)も買われた。2021年12月本決算の速報値を発表した杭州海康威視数字技術(002415)は反発した。一方、石炭大手の中国神華能源(601088)は6日ぶりに大幅反落。畜産関連の新希望六和(000876)と牧原食品(002714)が安い。空運の中国東方航空(600115)と高速道路の広東省高速道路(000429)も売られた。 上海B株指数は0.7%高の288.96ポイントと反発。深センB株指数は0.64%高の1156.43ポイントと4営業日ぶりに反発した。 |
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上海総合指数
引値:3489.15ポイント 前日比:32.00ポイント 騰落率:0.93% 上海B株指数 引値:288.96ポイント 前日比:2.01ポイント 騰落率:0.7% 深セン成分指数 引値:13549.99ポイント 前日比:252.88ポイント 騰落率:1.9% 深センB株指数 引値:1156.43ポイント 前日比:7.37ポイント 騰落率:0.64% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4623.05ポイント 前日比:48.90ポイント 騰落率:1.07% |
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.69%高の23682.90ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の8325.34ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で657億HKドル。
ハンセン指数は反発して寄り付いた後、序盤はマイナス圏に沈む場面もあったが、ほどなくして切り返し、その後はプラス圏でもみ合った。前日まで大幅に3営業日続落し、約1カ月半ぶり安値で終えた後とあって、買い戻しが優勢。ウクライナ情勢は緊迫した状況が続いているものの、欧州諸国や米国が対ロシア制裁の初動を限定的な内容にとどめたことで、過度な懸念が一服したもよう。 個別では、生活関連サイト運営大手の美団(03690)が4営業日ぶりに反発し、前日の決算発表後に売りが加速した欧州金融大手のHSBC(00005)も反発。自動車・電池メーカーのBYD(01211)、ネット通販のJDドットコム(09618)が上昇した。半面、電動工具メーカーの創科実業が大幅安。大口顧客の米ホームセンター運営大手ホーム・デポが22日の米市場で業績発表後に急落したことから売りが波及した。メタバース関連の商標登録申請が却下されたと伝わったオンラインゲームのネットイース(09999)が4営業日続落した。 |
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