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指数: 15分ディレイ
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22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に3営業日続落。前場終値は前日比2.95%安の23456.63ポイントだった。中国企業指数は2.88%安の8212.26ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で801億HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の24000ポイントを割り込み、ほぼ全面安の展開となった。ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の一部地域に平和維持目的として軍隊を派遣するようロシア国防省に指示し、嫌気した売りが幅広い銘柄で優勢となっている。国連安全保障理事会は米時間21日夜、ウクライナ情勢を巡る緊急会合を開催。米国と欧州連合(EU)が制裁の一部発動を明らかにしたと伝わり、投資家がリスク回避姿勢を一段と強めた。 個別では、大型株の美団(03690)、アリババ集団(09988)、AIAグループ(01299)がそろって大きく売られた。都市ガスの新奥能源(02688)は10%超安と急落。自動車株の吉利汽車(00175)、医薬品関連の薬明生物技術(02269)と阿里健康(00241)の下げもきつい。ハンセン指数を構成する64銘柄のうち、上昇は石油株のペトロチャイナ(00857)とシノペック(00386)、恒隆地産(00101)の3銘柄のみ。 |
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ハンセン指数
引値:23456.63ポイント 前日比:-713.44ポイント 騰落率:-2.95% 中国企業指数 引値:8212.26ポイント 前日比:-243.73ポイント 騰落率:-2.88% レッドチップ指数 引値:4280.95ポイント 前日比:-80.31ポイント 騰落率:-1.84% |
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22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.36%安の3443.15ポイントだった。深セン成分指数は1.62%安の13252.34ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6414億5800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、下げ幅を拡大した。ウクライナ情勢の緊迫化を受けてリスクを回避する動きが優勢。中国当局が2022年もゲームの審査を停止するとの情報や、メタバース関連の投機行為の抑制に向けた動きが伝わり、監督管理の強化に対する警戒感も重荷となった。もっとも、3月の全国人民代表大会(全人代)を前に政策期待が根強く、産業政策による恩恵を受けるセクターへの物色が下値を支えた。 セクター別では、ゲーム、文化メディア、医療機器、航空・空港運営が安い。半面、地政学的リスクの高まりを受けて貴金属が買われたほか、バッテリー素材、太陽光発電設備、石油、ガスが上昇した。 上海B株指数は0.09%安の287.24ポイント、深センB株指数は0.65%安の1147.21ポイントだった。 |
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