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指数: 15分ディレイ
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週明け21日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.71%安の24155.05ポイントだった。中国企業指数は0.84%安の8466.65ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で680億HKドル。
ハンセン指数は前週末の米株安の流れを引き継いで安く始まり、朝方に心理的節目の24000ポイントに接近する場面があった。ロシアによるウクライナ侵攻が警戒され、運用リスクを回避する売りに押された。ただ、中国の産業振興措置に対する期待が根強いなか、下値は堅い。中国の国家発展改革委員会など12部局が前週末に産業経済の安定成長政策を公表したことを受け、関連セクターに買いが入って一定の下支えとなった。 個別では、中国インターネット・プラットフォーム企業の美団(03690)、アリババ集団(09988)、テンセント(00700)が下げて相場の重荷となっている。不動産株の華潤置地(01109)と龍湖集団(00960)は大幅に反落。2021年12月本決算が赤字に転落する見通しを朝方に発表した海底撈国際(06862)も安い。半面、前週末に売られたビール大手の華潤ビール(00291)が上昇。不動産管理の碧桂園服務(06098)、スポーツ用品の安踏体育用品(02020)、通信キャリアのチャイナ・ユニコム(00762)とチャイナ・モバイル(00941)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:24155.05ポイント 前日比:-172.66ポイント 騰落率:-0.71% 中国企業指数 引値:8466.65ポイント 前日比:-71.32ポイント 騰落率:-0.84% レッドチップ指数 引値:4335.21ポイント 前日比:-3.03ポイント 騰落率:-0.07% |
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週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.36%安の3478.17ポイントだった。深セン成分指数は0.26%安の13425.20ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5546億9100万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、下げ幅を拡大し、マイナス圏で軟調に推移した。中国当局による政策期待は根強いものの、ロシアによるウクライナ侵攻を警戒し、リスク回避の売りが広がった。また、指数は前週末まで4日続伸し、約4週ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りも相場の重しとなった。セクター別では、保険が全面安となったほか、バッテリー素材や建材も売られた。半面、インターネットサービスや通信サービス、ソフトウエア開発などが買われた。 上海B株指数は0.16%高の286.83ポイント、深センB株指数は0.16%安の1153.30ポイントだった。 |
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