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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前日比0.70%安の24383.64ポイントだった。中国企業指数は0.98%安の8533.73ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で563億9000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株安の流れを引き継ぎ、下げて始まった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒感がくすぶる上、ウクライナ情勢の緊迫を嫌気した売りが引き続き相場を下押ししている。香港で新型コロナウイルスの新規感染が高止まりしており、運用リスクを回避する動きにつながった。中国本土相場が反発したことで、ハンセン指数が序盤に小高くなる場面があった。しかし前引けにかけて下げ幅を広げ、下値支持線として意識された100日移動平均(前引け時点で24405.88ポイント)を割り込んだ。 個別では金融株の下落が目立ち、中国平安保険(02318)や中国人寿保険(02628)、中銀香港(02388)、中国建設銀行(00939)が売られて相場の重荷となっている。石油株のペトロチャイナ(00857)、シノペック(00386)も下落。本土不動産株の龍湖集団(00960)と碧桂園(02007)は続落した。一方、バイオ医薬の薬明生物技術(02269)と太陽光パネル用ガラスの信義光能(00968)が急反発した。電気自動車のBYD(01211)、ビール醸造の華潤ビール(00291)も高い。 |
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ハンセン指数
引値:24383.64ポイント 前日比:-172.93ポイント 騰落率:-0.70% 中国企業指数 引値:8533.73ポイント 前日比:-84.75ポイント 騰落率:-0.98% レッドチップ指数 引値:4273.24ポイント 前日比:-19.40ポイント 騰落率:-0.45% |
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15日前場の中国本土株式市場で上海総合指数は3営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.40%高の3442.51ポイントだった。深セン成分指数は1.4%高の13307.10ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5161億5800万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、序盤は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、ほどなくして上向きに転じた。前日まで続落し、約2週間ぶり安値で終えた後とあって、買い戻しが入った。経済の安定成長に向けた当局の景気下支えに対する期待が相場を支えた。地方債の22年発行枠について、中国財政部が1兆7900億元分を前倒しで承認したと伝わり、その調達額はインフラ建設に充てられるとみられる。もっとも、ウクライナ情勢の緊迫化を受けた地政学的リスクへの懸念が重荷となり、上値は重かった。 セクター別では、風力・太陽光発電設備、非鉄金属、医療サービス、半導体が高い。半面、観光・ホテル、航空・空港運営、石炭、石油が下げた。 上海B株指数は0.28%高の284.05ポイント、深センB株指数は0.01%高の1150.64ポイント。 |
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