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指数: 15分ディレイ
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9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比0.28%高の19352.59ポイントだった。中国企業指数は0.49%高の6571.76ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で384億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、前日終値を挟んで一進一退。米利上げ長期化への懸念が和らいだ半面、寄り付き後に発表された中国の5月物価統計が市場予想から下振れし、中国景気の鈍化が警戒された。強弱材料が交錯するなか、方向感に乏しい相場となった。来週13−14日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードも続き、商いは低調だった。 個別では、前日大引け後に2023年3月本決算を発表した周大福珠宝(01929)が高い。石油株のペトロチャイナ(00857)とシノペック(00386)、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)、ネット株の美団(03690)は大幅に続伸した。前日安かった薬明生物技術(02269)も買われた。半面、不動産業の碧桂園(02007)と碧桂園服務(06098)、医薬ネット通販の阿里健康(00241)と京東健康(06618)が売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19352.59ポイント 前日比:53.41ポイント 騰落率:0.28% 中国企業指数 引値:6571.76ポイント 前日比:31.73ポイント 騰落率:0.49% レッドチップ指数 引値:3826.82ポイント 前日比:-0.71ポイント 騰落率:-0.02% |
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9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.03%高の3214.41ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の10717.78ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5640億6900万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った。寄り付きと同時に発表された5月の物価統計が予想から下振れたことが嫌気されたものの、中国政府による景気対策への期待も広がり、一定の支えとなった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて様子見ムードは強く、相場の重しとなった。セクター別では、中国商務部が自動車の購入を促す活動を組織すると地方政府や自動車販売業界団体の中国汽車流通協会に通知したことを受け、自動車が全面高となったほか、自動車サービス、自動車部品も高い。半面、エンジニアリングサービスや建材などが売られた。 上海B株指数は0.73%安の273.11ポイント、深センB株指数は0.04%安の1122.94ポイントだった。 |
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