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20日のNY株式相場は高安まちまち。小売大手の決算が好悪まちまちとなる中、金曜日のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演を控え、4月中旬以降の相場上昇をけん引したハイテク株に利益確定売りが続いた。
取引時間午後に公表された7月29−30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で多くのメンバーがインフレ懸念を理由に政策金利の据え置きを支持した一方、投票権を持つウォーラーFRB理事とボウマンFRB副議長が労働市場の下振れリスクを理由に利下げを指示したことが明らかになった。 ダウ平均は前日終値を挟んでもみ合ったが、16.04米ドル高(+0.04%)と小幅ながら2日続伸して終了した一方、S&P500は終日マイナス圏で推移し、0.24%安と4営業日続落して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は一時1.92%安まで下落し、0.67%安で終了。2日続落となった。S&P500の11セクターはエネルギー、生活必需品、ヘルスケア、金融など7セクターが上昇した一方、一般消費財、IT、コミュニケーションなど4セクターが下落した。 小売株の決算は利益が予想を上回ったホームセンターのロウズが一時4%超上昇後、0.30%高で終了。一方、通期の減収見通しを据え置いたディスカウントストアのターゲットが6%超の大幅安となった。ハイテク大手はアップル、アマゾン、テスラ、アルファベットが1%超下落し、マイクロソフト、メタも0.50%超下落した。 FOMC議事要旨を受けて9月FOMCでの利下げ期待はやや後退。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチの9月利下げ確率は前日の87%から82%に低下し、据え置き確率が18%に上昇した。金曜日のパウエルFRB議長講演でも利下げに慎重な姿勢が示されることへの警戒感が強まった。 |
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20日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.42%安の119.49米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)も2.59%安の86.76米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の20日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):119.49米ドル(-0.42%) ■百度(BIDU):86.76米ドル(-2.59%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):63.18米ドル(-2.59%) ■JDドットコム(JD):31.17米ドル(-0.22%) ■ウェイボー(WB):11.16米ドル(-0.45%) ■ネットイース(NTES):130.52米ドル(+1.71%) ■ハロー・グループ(MOMO):8.00米ドル(+0.13%) ■滴滴全球(DIDI):6.03米ドル(+4.51%) ■捜狐(SOHU):15.26米ドル(+1.80%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.45米ドル(-2.33%) ■テンセント・ミュージック(TME):25.10米ドル(-0.75%) ■PDDホールディングス(PDD):118.00米ドル(-0.90%) |
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香港証券取引所が20日に発表した統計によると、中国本土から香港株に投資する「港股通」(サウスバウンド・トレーディング)は、成約ベースで146億8200万HKドルの売り越しだった。うち上海経由は75億8700万HKドルの売り越し、深セン経由は70億9500万HKドルの売り越しだった。
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