マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比1.04%高の3766.21ポイントだった。深セン成分指数は0.89%高の11926.74ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2兆4082億3400万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前場は前日終値を挟んだ一進一退の展開だったが、後場に入るとほぼ一本調子で上昇した。終値ベースで2015年8月19日以来、およそ10年ぶりの高値を再び更新した。中国当局による過当競争の抑制に向けた取り組みが好感されたもよう。工業情報化部など6部門が19日に座談会を開き、太陽光発電産業の競争秩序を整えていく方針を確認したと伝わった。また、外電によると、中国政府は石油化学産業の全面的な調整を計画しており、小規模設備の淘汰や老朽設備の更新を進める一方、投資を新たな特殊材料の分野に振り向け、人工知能(AI)、ロボット、半導体などの分野に使う化学品を優先的に支援する方針という。 セクター別では、化学繊維、酒造、半導体、レアメタルなどが高い。半面、電源設備、製薬、投資・金融関連、医療機器などが下げた。 A株市場では、自動車メーカーの上海汽車集団(600104)、特定用途無線大手の海能達通信(002583)、化合物半導体メーカーの三安光電(600703)がストップ高。テック株の浙江水晶光電科技(002273)、紫光(000938)、通信設備大手の中興通訊(000063)、自動車部品メーカーの華域汽車系統(600741)なども大幅高。半面、前日にストップ高の富士康工業互聯網(601138)が反落したほか、建材メーカーの北新集団建材(000786)、家電大手の美的集団(000333)、製薬の上海復星医薬(600196)などが売られた。 上海B株指数は0.18%高の269.43ポイント、深センB株指数は0.67%高の1344.12ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:3766.21ポイント 前日比:38.92ポイント 騰落率:1.04% 上海B株指数 引値:269.43ポイント 前日比:0.49ポイント 騰落率:0.18% 深セン成分指数 引値:11926.74ポイント 前日比:105.11ポイント 騰落率:0.89% 深センB株指数 引値:1344.12ポイント 前日比:8.90ポイント 騰落率:0.67% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4271.40ポイント 前日比:48.03ポイント 騰落率:1.14% |
|
||
20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.57%安の24980.20ポイントだった。中国企業指数は0.67%安の8945.88ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1444億HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。始値で割り込んだ心理的節目の25000ポイントを挟んだもみ合いとなり、結局は同水準を下回って前場の取引を終えた。世界の中央銀行幹部や経済学者が集うシンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードが強い。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が香港時間22日夜に同会議での講演を予定しており、発言を見極めたい投資家が積極的な売買を手控えているもよう。 個別では医薬品関連の下げが目立ち、製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)が大きく売られた。自動車販売の中升集団(00881)とショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は大幅に反落。教育サービスの新東方教育科技(09901)も下げた。一方、前日大引け後に2025年6月中間決算を発表した舜宇光学科技(02382)が大幅高。食品・飲料株の康師傅控股(00322)、香港不動産株の新鴻基地産(00016)とLink REIT(00823)も買われた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
15:43 |
[企業] 瑞声科技が大幅安、今後中間配当は実施せず 6月中間期純利益は予想上振れ![]() |
14:58 |
[企業] 中国3大航空グループ、エアバスから航空機を大規模調達か![]() |
14:18 |
[企業] 中国通信服務、25年6月中間決算は0.2%増益(速報)![]() |
13:55 | [企業] 恒安国際集団、25年6月中間決算は3%減益(速報) |
13:50 | [企業] 華潤電力控股、25年6月中間決算は16%減益(速報) |
レポート |