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20日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.57%安の24980.20ポイントだった。中国企業指数は0.67%安の8945.88ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1444億HKドル。
ハンセン指数は前日のNY市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。始値で割り込んだ心理的節目の25000ポイントを挟んだもみ合いとなり、結局は同水準を下回って前場の取引を終えた。世界の中央銀行幹部や経済学者が集うシンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードが強い。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が香港時間22日夜に同会議での講演を予定しており、発言を見極めたい投資家が積極的な売買を手控えているもよう。 個別では医薬品関連の下げが目立ち、製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)が大きく売られた。自動車販売の中升集団(00881)とショート動画プラットフォームの快手科技(01024)は大幅に反落。教育サービスの新東方教育科技(09901)も下げた。一方、前日大引け後に2025年6月中間決算を発表した舜宇光学科技(02382)が大幅高。食品・飲料株の康師傅控股(00322)、香港不動産株の新鴻基地産(00016)とLink REIT(00823)も買われた。 |
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ハンセン指数
引値:24980.20ポイント 前日比:-142.70ポイント 騰落率:-0.57% 中国企業指数 引値:8945.88ポイント 前日比:-60.35ポイント 騰落率:-0.67% レッドチップ指数 引値:4316.13ポイント 前日比:-40.66ポイント 騰落率:-0.93% |
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20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.06%高の3725.22ポイントだった。深セン成分指数は0.66%安の11743.76ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆5083億3400万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後に切り返し、総じてプラス圏でもみ合ったが、前引け前に再びマイナス圏に沈んだ。中国当局による政策支援に対する期待が根強いものの、指数は2015年8月以来、10年ぶりの高値圏で推移しているとあって、利益確定売りが重荷となった。なお、午前中に発表された2025年8月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)は1年物、5年物ともに前月と同水準に据え置かれた。 セクター別では、バイオ製品、製薬、電源設備、投資・金融関連、ソフトウエアなどが安い。半面、酒造、レアメタル、観光・ホテル、食品・飲料などが買われた。 上海B株指数は0.3%安の268.14ポイント、深センB株指数は0.25%安の1331.84ポイント。 |
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