■中国宏橋（01378）：2025年6月中間決算は純利益が前年同期比35.0％増の123億6100万元とファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想の135億1000万元を下回った。売上高は10.1％増の810億3900万元だった。

■龍湖集団（00960）：15日大引け後、2025年6月中間決算で純利益が前年同期と比べ約45％減る見通しを明らかにした。投資不動産やデリバティブ金融商品などの公正価値変動を除いたコア純利益は約70％減少すると見込む。

■中国生物製薬（01177）：2025年6月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が174億9900万元、純利益は18億7800万元。

　週明け18日の香港市場は底堅く推移か。前週末の米ハイテク株安が重荷となる半面、米連邦準備理事会（FRB）が9月の米連邦公開市場委員会（FOMC）で利下げに踏み切るとの期待が続きそうだ。今週後半には世界各国の中央銀行トップや経済学者らが集まるジャクソンホール会議が米国で開かれる。パウエルFRB議長が講演で利下げに前向きな姿勢を示すか見極めたい投資家が、積極的な売買を手控える展開もあり得る。

　決算シーズンが本格化するなか、業績発表を受けた個別銘柄の売買は引き続き活発だろう。きょうはハンセン指数構成銘柄の中国生物製薬（01177）と翰森製薬（03692）が2025年6月中間決算を発表する。

　15日のNY株式相場は高安まちまち。7月小売売上高が市場予想通りの増加となったほか、バークシャー・ハサウェイの取得が明らかになったユナイテッドヘルスが2桁高となり、ダウ平均が反発した。半面、半導体株が下落し、ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は不動産開発の華潤置地（01109）、医薬品ネット通販の京東健康（06618）、中国4大商業銀行の中国建設銀行（00939）が香港終値を下回った半面、石炭大手の中国神華能源（01088）、中国ネット通販大手のJDドットコム（09618）が上回って引けた。

▼アジア・新興市場

上海総合指数
　高値：3702.26
　安値：3658.38
　終値：3696.77
　騰落率：0.83％

香港ハンセン指数
　高値：25356.54
　安値：25167.81
　終値：25270.07
　騰落率：-0.98％

インドSENSEX指数
　※休日のため休場
　
日経平均株価
　高値：43405.43
　安値：42736.86
　終値：43378.31
　騰落率：1.71％

シンガポールST指数
　高値：4246.10
　安値：4210.51
　終値：4230.53
　騰落率：-0.61％

クアラルンプール総合指数
　高値：1581.79
　安値：1571.19
　終値：1576.34
　騰落率：-0.30％

バンコクSET指数
　高値：1270.89
　安値：1253.51
　終値：1259.42
　騰落率：-0.57％

韓国総合株価指数
　※休日のため休場
　
台湾加権指数
　高値：24385.56
　安値：24164.43
　終値：24334.48
　騰落率：0.40％

ジャカルタ総合株価指数
　高値：8017.07
　安値：7898.37
　終値：7898.38
　騰落率：-0.41％

ベトナムVN指数
　高値：1666.54
　安値：1615.26
　終値：1630.00
　騰落率：-0.65％