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指数: 15分ディレイ
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15日のNY株式相場は高安まちまち。7月小売売上高が市場予想通りの増加となったほか、バークシャー・ハサウェイの取得が明らかになったユナイテッドヘルスが2桁高となりダウ平均の支援となった一方、半導体株の下落や、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の悪化が相場の重しとなった。
ダウ平均は一時292米ドル高まで上昇し、昨年12月4日以来、8カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、34.86米ドル高(+0.08%)と上昇幅を縮小して終了。終値では最高値を更新できなかった。S&P500も一時0.20%高まで上昇し、2日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、0.29%安と4日ぶりに反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.40%安と2日続落した。 週間ではダウ平均が770.51米ドル高(+1.74%)、S&P500が0.94%高、ナスダック総合が0.81%高と主要3指数がそろって2週続伸した。 S&P500の11セクターはヘルスケア、不動産、コミュニケーションなど4セクターが上昇した一方、金融、IT、資本財、公益など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はユナイテッドヘルスが11.98%高となり、1銘柄でダウ平均を約200米ドル押し上げたほか、セールスフォースが3.89%高、アムジェンが2.13%高となり、メルク、ベライゾン、IBM、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1%超上昇した。一方、シスコ・システムズが4.47%下落し、3M、キャタピラー、ゴールドマン・サックスも2%超下落した。 経済指標は、7月小売売上高が前月比+0.5%、同自動車を除く小売売上高が前月比+0.3%とともに市場予想と一致した。8月NY連銀製造業業況指数も11.90と前月の5.50から改善し、予想の0.00を上回った。一方、8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が58.6と前月の61.7から悪化し、市場予想の62.0を下回った。7月鉱工業生産も前月比-0.1%と前月の+0.4%から悪化し、予想の0.0%を下回った。インフレを巡っては8月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値が4.9%と前月の4.5%から上昇し、同5年先期待インフレ率速報値も前月の3.4%から3.9%に上昇した。 強弱まちまちの経済指標を受けて米10年債利回りは前日の4.293%から4.319%に上昇した。 |
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NYMEX原油 中心限月
終値:62.80 前日比:-1.16 騰落率:-1.81% COMEX金 中心限月 終値:3382.60 前日比:-0.60 騰落率:-0.02% LME銅 3カ月物 終値:9732.35 前日比:-21.15 騰落率:-0.22% LMEアルミ 3カ月物 終値:2620.09 前日比:8.24 騰落率:0.32% |
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15日の米株式市場、中国ネット・IT株は総じて堅調
15日の米株式市場で、中国ネット・IT株は総じて堅調。中国のネット通販最大手アリババ集団(BABA)が前日比0.83%安の121.26米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度(BIDU)は1.26%高の89.85米ドルと反発した。主な中国関連ネット・IT株の15日終値は次の通り。
■アリババ集団(BABA):121.26米ドル(-0.83%) ■百度(BIDU):89.85米ドル(+1.26%) ■トリップ・ドットコム(TCOM):62.37米ドル(+3.42%) ■JDドットコム(JD):31.70米ドル(+0.38%) ■ウェイボー(WB):11.55米ドル(+0.96%) ■ネットイース(NTES):129.22米ドル(-0.35%) ■ハロー・グループ(MOMO):8.27米ドル(+2.73%) ■滴滴全球(DIDI):5.49米ドル(0%) ■捜狐(SOHU):15.57米ドル(+0.06%) ■チーター・モバイル(CMCM):5.10米ドル(+3.45%) ■テンセント・ミュージック(TME):25.55米ドル(+0.12%) ■PDDホールディングス(PDD):118.95米ドル(+3.67%) |
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