ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、13日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　医療・ヘルスケア：13,695.69（+4.37％)
　2　情報技術：17,823.09（+3.93％)
　3　一般消費財：2,972.25（+3.63％)
　4　素材：11,083.99（+2.85％)
　5　必需消費財：16,235.03（+1.65％)
　6　金融：4,764.68（+1.37％)
　7　工業：1,229.22（+1.34％)
　8　不動産・建設：1,750.13（+1.17％)
　9　コングロマリット：1,746.23（+1.04％)
　10　エネルギー：12,051.51（+0.61％)
　11　通信：1,874.06（+0.52％)
　12　公共事業：5,743.15（+0.2％)

ハンセン指数
　引値：25613.67ポイント
　前日比：643.99ポイント
　騰落率：2.58％

中国企業指数
　引値：9150.05ポイント
　前日比：233.20ポイント
　騰落率：2.62％

レッドチップ指数
　引値：4379.64ポイント
　前日比：33.44ポイント
　騰落率：0.77％

　13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。終値は前日比0.48％高の3683.46ポイントだった。深セン成分指数は1.76％高の11551.36ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1509億3700万元だった。

　上海総合指数は終始プラス圏でもみ合った。高値警戒感から上値は重かったものの、終値ベースで2021年9月13日以来、3年11カ月ぶりの高値を更新した。7月の米消費者物価指数（CPI）を受けて9月の米利下げ期待が高まったことに加え、中国当局の政策支援が好感された。中国政府は12日、個人消費ローンへの財政助成金政策を発表した。個人の借り入れコストを減らすことで、消費活性化と景気拡大を目指すとしている。

　セクター別では、証券が全面高。電子化学品、レアメタル、バイオ製品、非鉄金属なども高い。半面、石炭、宝飾品、銀行、セメント・建材などが売られた。

　A株市場では、電子設備メーカーの富士康工業互聯網（601138）がストップ高を付けたほか、自動車部品メーカーの寧波均勝電子（600699）、国軒高科（002074）、安徽中鼎密封件（000887）、産金大手の紫金鉱業集団（601899）、特定用途無線大手の海能達通信（002583）などが買いを集めた。半面、前日に高かったバスメーカーの鄭州宇通客車（600066）が反落した。銀行株の中国建設銀行（601939）、中国民生銀行（600016）、寧波銀行（002142）や、酒造大手の貴州茅台酒（600519）などが下げた。

　上海B株指数は0.07％安の267.18ポイント、深センB株指数は0.92％安の1314.17ポイント。