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指数: 15分ディレイ
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12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.50%高の3665.92ポイントだった。深セン成分指数は0.53%高の11351.63ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8815億2000万元だった。
上海総合指数は終日プラス圏で推移した。米中が追加関税の停止措置を90日間延長すると発表したことが好感されたほか、米国の利下げや中国の景気対策への期待感などから買いが広がり、指数を押し上げた。米物価統計の発表を控えて上げ幅を縮小する場面もあったが、終値で21年12月16日以来、およそ3年8カ月ぶりの高値を連日で更新した。セクター別では、ガスや石炭、保険がほぼ全面高となった。半面、航空・宇宙やセメント・建材、バイオなどが売られた。 A株市場では、富士康工業互聯網(601138)や恵州市徳賽西威汽車電子(002920)、大族激光科技産業集団(002008)、宇通客車(600066)などの上昇が目立った。半面、国軒高科(002074)や晶澳太陽能科技(002459)、宝山鋼鉄(600019)などが売られた。 上海B株指数は0.05%高の267.37ポイント、深センB株指数は0.47%高の1326.35ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3665.92ポイント 前日比:18.37ポイント 騰落率:0.50% 上海B株指数 引値:267.37ポイント 前日比:0.13ポイント 騰落率:0.05% 深セン成分指数 引値:11351.63ポイント 前日比:60.20ポイント 騰落率:0.53% 深センB株指数 引値:1326.35ポイント 前日比:6.15ポイント 騰落率:0.47% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4143.83ポイント 前日比:21.32ポイント 騰落率:0.52% |
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12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は小幅続伸。前場終値は前日比0.09%高の24929.34ポイントだった。中国企業指数は0.17%高の8903.61ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1102億4000万HKドル。
ハンセン指数は方向感を欠いた。米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を香港時間の12日夜に控え、様子見気分が漂った。米労働市場の減速懸念から、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げすることが期待されているものの、CPIの結果次第では利下げ観測が後退する可能性がある。 個別では、自動車ディーラーの中升集団(00881)、半導体受託製造のSMIC(00981)、ビールメーカーの華潤ビール(00291)などが高い。スマートフォン部品・製造受託のBYDエレクトロニック(00285)が大幅に続伸した。半面、短編動画プラットフォーム運営の快手科技(01024)、宅配便大手の中通快逓(02057)、製薬関連の石薬集団(01093)、無錫薬明康徳新薬開発(02359)、薬明生物技術(02269)、大型ネット株のアリババ集団(09988)などが売られた。 |
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