12日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。米中が追加関税の停止措置を90日間延長すると発表したことが好感されているほか、米国の利下げや中国の景気対策への期待感などから買いが広がっているもよう。ただ、指数は前日に終値ベースで21年12月16日以来、およそ3年8カ月ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.20％高の3654.67ポイントで推移している。セクター別では、保険が全面高となっているほか、漢方薬や小売りなども買われている。半面、バッテリー素材やセメント・建材、太陽光発電設備などが売られている。

上海総合指数
　始値：3647.96ポイント
　前日比：0.41ポイント
　騰落率：0.01％

上海B株指数
　始値：267.32ポイント
　前日比：0.08ポイント
　騰落率：0.03％

深セン成分指数
　始値：11292.46ポイント
　前日比：1.03ポイント
　騰落率：0.01％

深センB株指数
　始値：1320.92ポイント
　前日比：0.72ポイント
　騰落率：0.05％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4123.58ポイント
　前日比：1.07ポイント
　騰落率：0.03％

ハンセン指数
　始値：24824.07ポイント
　前日比：-82.74ポイント
　騰落率：-0.33％

中国企業指数
　始値：8858.01ポイント
　前日比：-30.07ポイント
　騰落率：-0.34％

レッドチップ指数
　始値：4290.39ポイント
　前日比：1.08ポイント
　騰落率：0.03％