■午後0時までの記事一覧：

【香港】無錫薬明康徳新薬開発、25年6月中間決算は95％増益（速報）
【香港】新天緑色能源、4−6月の発電量は9％増
【香港】中国鉄建、1−6月期の新規受注額は4％減
【香港】UTSマーケティングが社名変更、8月1日から「ビットスタート」に
【香港】無錫薬明康徳新薬開発、25年売上高見通しを上方修正
【香港】山東黄金鉱業、山金国際黄金の香港上場を計画
【香港】中国建設銀行、Tier2資本性債券発行で450億元を調達
【香港】中国冶金科工、1−6月の受注額は19％減

【中国】外交部記者会見：スウェーデンでの中米経済貿易協議について
【中国】外交部記者会見：米国とEUの通商合意に対する中国の立場について
【中国】外交部記者会見：対中輸出規制措置の一時停止報道について
【中国】米中、閣僚協議を継続　首脳会談へ地ならしか＝ロイター
【中国】人民元の29日の基準値は1米ドル＝7.1511元、3日続落

　29日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米中が28−29日にスウェーデンの首都ストックホルムで3度目となる閣僚級協議を行っているほか、今週は米連邦公開市場委員会（FOMC）の開催や、7月の米雇用統計、4−6月期の米国内総生産（GDP）速報値、7月の中国製造業購買担当者景気指数（PMI） の発表などが予定されている。結果を見極めたい投資家は積極的な買いを控えているもよう。足元の上昇を受けて目先の利益をいったん確定する売りが重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.66％安の25394.68ポイントで推移。個別では、宅配便大手の中通快逓（02057）、光学部品メーカーの舜宇光学科技（02382）、スマートフォン大手の小米集団（01810）が安い。国際金融株のHSBC（00005）、大型ネット株の美団（03690）なども売られ、指数を押し下げている。半面、2025年6月中間決算を発表した無錫薬明康徳新薬開発（02359）が大幅高。自動車ディーラーの中升集団（00881）が反発。保険株のAIAグループ（01299）が続伸している。

　29日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。心理的節目の3600ポイントが上値のめどとして意識される半面、中国と米国の貿易交渉が進展するとの期待が支えとなっている。両国の経済閣僚協議が28日にストックホルムで始まり、29日も継続する見通し。

　指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.09％安の3594.61ポイントで推移している。セクター別では、バッテリー、造船、鉄鋼、半導体が買われる半面、建機、保険、証券が売られている。