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　24日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。中国と米国の貿易協議が進展するとの期待が続いているものの、心理的節目の3600ポイントが上値のめどとして意識されているもよう。中国商務部の報道官は23日、何立峰副首相が27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うと発表した。

　指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.01％安の3581.96ポイントで推移している。セクター別では、貴金属やセメント・建材、石炭、保険が下げる半面、レアメタル、医薬品、バッテリー、観光が上げている。

　24日の香港市場でハンセン指数は小安く寄り付いた後、ほどなくプラス圏に浮上する展開。前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、香港市場でも買いが広がっている。中国商務部が23日、何立峰副首相が7月27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うことになったと発表したことを受け、米中協議の進展期待が高まっている。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.16％高の25577.70ポイントで推移している。個別では、サンズ・チャイナ（01928）や創科実業（00669）、中国生物製薬（01177）などが買われる半面、百度（09888）や紫金鉱業集団（02899）、ネットイース（09999）などが売られている。