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指数: 15分ディレイ
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23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅ながら5営業日続伸。終値は前日比0.01%高の3582.30ポイントだった。深セン成分指数は0.37%高の11059.04ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8646億元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、中盤にかけて上げ幅を広げ、心理的節目の3600ポイントに乗せた。米中協議の前進への期待が買いを支えた。ベッセント米財務長官は22日、米中閣僚協議をスウェーデンの首都ストックホルムで28−29日に開くと明らかにしたほか、トランプ米大統領も「そう遠くない将来に中国を訪問することになるだろう」と語った。ただ、高値警戒感から利益確定売りが加速し、指数は後場に失速。大引け前は前日終値を挟んでもみ合った。 セクター別では、美容・ケア、医療サービス、保険、鉄鋼、証券などが高い。半面、造船が全面安となったほか、前日に高かったセメント・建材、送配電設備、建設機械などが利益確定売りに押された。 A株市場では、格安航空会社の春秋航空(601021)が高い。中国民用航空局が航空業の「内巻式競争(内向きの過当競争)」の是正に言及したことが好感された。小売チェーンの永輝超市(601933)、半導体製造装置メーカーの北方華創科技集団(002371)、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)、証券大手の中信証券(600030)、保険会社の新華人寿保険(601336)なども高い。半面、ソフトウエアの広聯達科技(002410)が大幅安。セメントメーカーの安徽コンチセメント(600585)、建機メーカーの三一重工(600031)、中聯重科(000157)、徐工集団工程機械(000425)、インフラ建設の中国交通建設(601800)、中国鉄建(601186)などが反落した。 上海B株指数は0.16%高の264.27ポイント、深センB株指数は0.4%高の1276.33ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3582.30ポイント 前日比:0.44ポイント 騰落率:0.01% 上海B株指数 引値:264.27ポイント 前日比:0.41ポイント 騰落率:0.16% 深セン成分指数 引値:11059.04ポイント 前日比:-40.79ポイント 騰落率:-0.37% 深センB株指数 引値:1276.33ポイント 前日比:5.06ポイント 騰落率:0.4% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:4119.77ポイント 前日比:0.81ポイント 騰落率:0.02% |
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23日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続伸。前場終値は前日比1.13%高の25413.48ポイントだった。中国企業指数は1.32%高の9195.68ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1734億2000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた。中国と米国の貿易交渉が前進するとの見方から買いが先行。前引けにかけて上げ幅を広げた。ベッセント米財務長官が22日、米中閣僚協議をスウェーデンの首都ストックホルムで28−29日に開くと明らかにした。また、トランプ米大統領が香港時間23日午前、日本との関税交渉で合意したと自身のSNSに投稿し、投資家がリスクを取りやすくなったもよう。 個別では、大型ネット株のテンセント(00700)と美団(03690)、金融株の中国人寿保険(02628)、招商銀行(03968)、中国平安保険(02318)、AIAグループ(01299)が買われ、相場の上昇を主導。ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)、自動車販売の中升集団(00881)、中国検索大手の百度(09888)は大幅に続伸した。半面、製薬の翰森製薬(03692)と石薬集団(01093)、中国生物製薬(01177)がそろって下落。前日大引け後に2025年4−6月期の小売売上高を発表した宝飾品販売最大手の周大福珠宝(01929)も売られた。 |
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