18日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。前日の米株高が好感されているほか、米中協議の進展や中国当局による景気対策への期待も買いを支えているもよう。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.14％高の3521.68ポイントで推移している。セクター別では、バッテリー素材や石炭が全面高となっているほか、電源設備なども買われている。半面、バイオや製薬、自動車サービスなどが売られている。

　18日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日の米株式市場で主要株価指数が上昇した流れを引き継ぎ、投資家が運用リスクをとりやすくなった。幅広いセクターで買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比1.22％高の24797.66ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のアリババ集団（09988）、JDドットコム（09618）、美団（03690）が買われ、相場の上昇を主導。ショート動画プラットフォームの快手科技（01024）、食品・飲料株の華潤ビール（00291）と農夫山泉（09633）、ゲーム株のネットイース（09999）も高い。一方、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム（09961）が逆行安。

上海総合指数
　始値：3519.48ポイント
　前日比：2.65ポイント
　騰落率：0.08％

上海B株指数
　始値：260.10ポイント
　前日比：-0.04ポイント
　騰落率：-0.02％

深セン成分指数
　始値：10902.72ポイント
　前日比：29.10ポイント
　騰落率：0.27％

深センB株指数
　始値：1252.77ポイント
　前日比：0.51ポイント
　騰落率：0.04％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：4039.87ポイント
　前日比：5.38ポイント
　騰落率：0.13％