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4日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.32%高の3472.32ポイントだった。深セン成分指数は0.25%安の10508.76ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆4285億5700万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、その後はプラス圏で推移し、心理的節目の3500ポイントまであと一歩に迫る場面もあった。終盤に上げ幅を縮小したが、終値は昨年10月8日以来、約9カ月ぶりの高値だった。米政府がGEエアロスペースに対し、中国商用飛機(COMAC)が製造する旅客機「C919」向けジェットエンジンの輸出規制を解除したと伝わり、米中関係の改善期待などから買いが広がった。ただ、米雇用統計を受けて米利下げ期待が後退しているほか、週末を前に持ち高調整の売りも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、銀行が全面高となったほか、ゲームや電力なども買われた。半面、バッテリー素材が全面安。風力発電設備や造船なども売られた。 A株市場では、巨人網絡集団(002558)や三七互娯網絡科技集団(002555)が大幅高となったほか、上海汽車集団(600104)や中信銀行(601998)も高かった。半面、浙江水晶光電科技(002273)や東江環保(002672)、金風科技(002202)、紫金鉱業集団(601899)などが売られた。 上海B株指数は0.02%高の259.47ポイント、深センB株指数は0.02%高の1235.95ポイント。 |
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上海総合指数
引値:3472.32ポイント 前日比:11.17ポイント 騰落率:0.32% 上海B株指数 引値:259.47ポイント 前日比:0.04ポイント 騰落率:0.02% 深セン成分指数 引値:10508.76ポイント 前日比:-25.82ポイント 騰落率:-0.25% 深センB株指数 引値:1235.95ポイント 前日比:0.30ポイント 騰落率:0.02% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3982.20ポイント 前日比:14.13ポイント 騰落率:0.36% |
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4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比0.62%安の23920.25ポイントだった。中国企業指数は0.43%安の8611.16ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1576億8000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の24000ポイントを割り込んだ。3日発表の米雇用統計が予想以上に良好な結果となり、米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重な姿勢を維持するとの見方から幅広いセクターで売りが先行した。ただ、安く始まった中国本土の主要株価指数が上昇に転じたこともあって、下値を売り込む動きは限定的だった。 個別では、医薬品ネット通販大手の阿里健康(00241)が急落。親会社のアリババ集団(09988)が、阿里健康株に転換可能なゼロクーポン債を発行すると発表し、希薄化が懸念された。アジア生保大手のAIAグループ(01299)の下落も相場の重荷となった。光学部品の舜宇光学科技(02382)、電動工具の創科実業(00669)、乳業大手の中国蒙牛乳業(02319)、香港不動産デベロッパーの長江実業集団(01113)は反落した。半面、製薬の翰森製薬(03692)と中国生物製薬(01177)、医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(02359)と薬明生物技術(02269)が高い。都市ガスの新奥能源(02688)、家電大手の美的集団(00300)、香港商業不動産の九龍倉置業地産(01997)も買われた。 |
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