20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.08％高の3364.83ポイントだった。深セン成分指数は0.19％安の10032.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6710億4400万元だった。

　上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合い、値動きは方向感を欠いた。前日のNY市場は奴隷解放記念日で休場とあって手掛かり材料に乏しい上、中東情勢への警戒感が引き続き相場の重しとなった。ただ、指数は前日に終値で3日以来、2週間超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻しが入った。一方、中国人民銀行（中央銀行）が寄り付き後に発表した6月の最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）は5月と同じ水準に据え置かれた。セクター別では、保険が全面高となったほか、造船や海運・港湾が買われた半面、貴金属が全面安。採掘やゲームも売られた。

　上海B株指数は0.21％高の252.72ポイント、深センB株指数は0.68％高の1168.02ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3364.83ポイント
　前日比：2.72ポイント
　騰落率：0.08％

上海B株指数
　引値：252.72ポイント
　前日比：0.54ポイント
　騰落率：0.21％

深セン成分指数
　引値：10032.64ポイント
　前日比：-19.33ポイント
　騰落率：-0.19％

深センB株指数
　引値：1168.02ポイント
　前日比：7.89ポイント
　騰落率：0.68％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3852.39ポイント
　前日比：9.30ポイント
　騰落率：0.24％

■午後0時までの記事一覧：

【香港】順豊控股、5月の宅配事業は13％増収
【香港】江蘇恒瑞医薬、安定操作期間が終了
【香港】理想汽車、純電気SUV「i8」を7月下旬に発表へ
【香港】山東黄金鉱業、子会社の香港上場計画を発表
【香港】泰徳医薬、香港メインボードに30日上場へ
【香港】上海医薬集団の疼痛治療後発薬、タイ政府の販売認可取得
【香港】雲知声智能科技、香港メインボードに30日上場へ
【香港】IFBH、香港メインボードに30日上場へ
【香港】小米集団、新たにEV工場用地を取得
【香港】理想汽車、充電ステーションが2500カ所到達　テスラ超え
【香港】ビバグッズ、李寧の株式を追加取得

【中国】商務部記者会見：レアアース輸出規制について
【中国】商務部記者会見：中国のCPTPP加入準備について
【中国】外交部記者会見：米国の対イラン軍事行動の可能性について
【中国】外交部記者会見：香港の国際競争力ランキングについて
【中国】外交部記者会見：米国の学生ビザ政策について
【中国】円通速逓、5月の宅配事業は15％増収
【中国】中国建築、子会社が上海の開発用地を取得
【中国】人民元の20日の基準値は1米ドル＝7.1695元、前日比で0.047％元高
【中国】中国のLPR、6月は据え置き