■6月19日（木）

【期末決算】国恩控股（08121）
【期末決算】東方企控集団（00018）
【期末決算】ハイプビースト（00150）
【期末決算】ササ・インターナショナル（00178）
【期末決算】東方表行集団（00398）
【期末決算】環科国際（00657）
【期末決算】医思健康（02138）
【期末決算】嘉創房地産（02421）
【期末決算】北森控股（09669）
【IPO】仏山市海天調味食品（03288）
【権利落日】万邦投資（00158）(中間配当）
【権利落日】永安国際（00289）(期末配当）
【権利落日】中国東方集団控股（00581）(特別配当）
【権利落日】中国東方集団控股（00581）(期末配当）
【権利落日】華電国際電力（01071）(期末配当）
【権利落日】碧瑤緑色集団（01397）(期末配当）
【権利落日】其利工業集団（01731）(期末配当）
【権利落日】嘉泓物流国際（02130）(期末配当）
【権利落日】彼岸控股（02885）(特別配当）
【権利落日】彼岸控股（02885）(期末配当）
【権利落日】富邦恒生滬深港高配当利回り..（03190）(中間配当）
【権利落日】中国建築国際（03311）(期末配当）
【権利落日】光大永年（03699）(特別配当）
【権利落日】光大永年（03699）(期末配当）
【権利落日】洛陽モリブデン（03993）(期末配当）
【権利落日】赤峰吉隆黄金鉱業（06693）(期末配当）
【権利落日】順豊控股（06936）(期末配当）
【権利落日】陽光保険集団（06963）(期末配当）

　18日のNY株式相場は高安まちまち。イスラエル・イラン紛争が6日目を迎える中、トランプ米大統領が、イラン側が米国と交渉のためワシントンに代表団を派遣する意向を示したと述べたことで紛争解決期待が高まった。だが、注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）では政策金利が予想通り据え置かれ、年内2回の利下げ見通しが維持されたが、インフレ見通しが引き上げられ、スタグフレーションを示唆する内容となったことが重しとなった。

　ダウ平均は294米ドル高まで上昇する場面もあったが、44.14米ドル安（-0.10％）で終了し、小幅に2日続落した。S&P500も一時0.59％高まで上昇したが、0.03％安とわずかながらマイナス圏で終了。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.72％高まで上昇後、0.13％高と小幅に反発して終了した。

　S&P500の11セクターはIT、公益など4セクターが上昇し、エネルギー、コミュニケーション、素材、資本財など7セクターが下落。米10年債利回りは前日の4.391％から一時4.344％まで低下したが、前日比変わらずで終了。センチメントややは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の21.60ポイントから20.14ポイントに低下した。

　午後に結果が公表されたFOMCでは政策金利が予想通り4.25−4.50%に据え置かれ、メンバーのFF金利見通し（ドットプロット）ではこれまで通り、年内2回の利下げ見通しが維持された。ただ、年内の金利据え置きを予想するメンバーは3月の4人から7人に増加した。また、今年のGDP成長率見通しを3月の1.7％から1.4％に下方修正し、インフレ見通しでは、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE見通しを2.8％から3.1％に引き上げた。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長は利下げについて会見で「より詳細な情報が得られるまで待つのが適切」として改めて早期利下げに慎重な姿勢を示した。

　18日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比1.34％安の113.49米ドルと続落。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）も1.71％安の84.54米ドルと続落した。主な中国関連ネット・IT株の18日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：113.49米ドル（-1.34％）
　■百度（BIDU）：84.54米ドル（-1.71％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：56.54米ドル（-6.81％）
　■JDドットコム（JD）：32.50米ドル（-2.02％）
　■ウェイボー（WB）：9.50米ドル（-1.14％）
　■ネットイース（NTES）：128.67米ドル（-0.73％）
　■ハロー・グループ（MOMO）：8.59米ドル（+2.38％）
　■滴滴全球（DIDI）：4.76米ドル（+0.21％）
　■捜狐（SOHU）：10.89米ドル（-0.64％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：4.11米ドル（+0.49％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：18.61米ドル（+2.25％）
　■PDDホールディングス（PDD）：102.25米ドル（-0.27％）