22日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日まで3日続伸し、今月14日以来、1週間ぶりの高値で終えた後とあって、利益確定売りが先行している。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.20％安の3380.80ポイントで推移。セクター別では、海運・港湾運営、バッテリー、建設コンサルティング、化学肥料などが安い。半面、電源設備、美容・ケア、教育、半導体などが買われている。

　22日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米長期金利の上昇を嫌気して前日のNY市場が下落した流れを引き継いだほか、ハンセン指数は前日に終値で3月24日以来およそ2カ月ぶりの高値を連日で更新した後とあって、利益確定の売りも広がっているもよう。

　指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.21％安の23777.48ポイントで推移している。個別では、百度（09888）やJDドットコム（09618）、アリババ集団（09988）が売られているほか、トリップ・ドットコム（09961）や理想汽車（02015）も安い。半面、銀河娯楽（00027）や万洲国際（00288）、恒安国際集団（01044）などが買われている。

上海総合指数
　始値：3381.87ポイント
　前日比：-5.70ポイント
　騰落率：-0.17％

上海B株指数
　始値：260.82ポイント
　前日比：-0.13ポイント
　騰落率：-0.05％

深セン成分指数
　始値：10274.68ポイント
　前日比：-19.54ポイント
　騰落率：-0.19％

深センB株指数
　始値：1199.32ポイント
　前日比：-0.75ポイント
　騰落率：-0.06％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3912.60ポイント
　前日比：-3.78ポイント
　騰落率：-0.1％