■午後0時までの記事一覧：

【香港】トリップ・ドットコム、25年1−3月期決算は1％減益（速報）
【香港】阿里健康、25年3月本決算は62％増益（速報）
【香港】寧徳時代新能源科技、公募倍率は151.15倍
【香港】順豊控股、4月の宅配事業は12％増収
【香港】越秀地産、北京の不動産プロジェクトを華潤置地の傘下企業に売却
【香港】中国国際コンテナが取引再開、期末配当の権利落ち日を変更
【香港】寧徳時代新能源科技の初値は296HKドル、公開価格比12.5％高
【香港】中国、複数の銀行が20日から預金金利引き下げ
【香港】吉利汽車の目標株価引き上げ、利益予想も上方修正＝CICC
【香港】小米集団が高い、SoC「玄戒O1」が量産体制に
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【中国】国家統計局記者会見：中米関税引き下げと貿易の見通しについて
【中国】円通速逓、4月の宅配事業は16％増収
【中国】*ST錦州港、株価急落で説明公告
【中国】内蒙古伊利実業集団、自社株買いが終了　10億元を投入
【中国】中国のLPR、前月比0.1％下げ
【中国】人民元の20日の基準値は1米ドル＝7.1931元、前日比で0.021％元安
【中国】貴州中毅達、A株の株価急騰で説明公告
【中国】深セン市皇庭国際企業、未払い金の支払いを求め提訴

　20日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。米長期金利の上昇が一服したことを好感。付け会社ムーディーズ・レーティングスは先週末、米国債の信用格付けを「Aaa」から「Aa1」に1段階引き下げたことを受け、米債券市場で長期金利が一時上昇し、米10年債利回りは4.56％とおよそ1カ月ぶりの高水準を付けたものの、その後は徐々に上げ幅を縮め、4.4％台半ばで終えた。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.62％高の23477.90ポイントで推移している。個別では、製薬の石薬集団（01093）、中国生物製薬（01177）、翰森製薬（03692）、スマートフォン大手の小米集団（01810）などが高い。半面、決算発表を終えたトリップ・ドットコム（09961）と阿里健康（00241）や、宝飾品大手の周大福珠宝（01929）などが売られている。

　きょう香港証券取引所・メインボードに上場した世界最大の車載電池メーカー、寧徳時代新能源科技（03750）の初値は296.00HKドルとなり、公開価格を12.5％上回った。

　20日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。中国の事実上の政策金利とされる最優遇貸出金利（LPR、ローンプライムレート）の引き下げを受けた買いが先行している。寄り付き前に発表された2025年5月のLPRは、1年物が3.00％、5年超物が3.50％と、ともに前月比0.10％低い水準となった。引き下げは24年10月以来7カ月ぶり。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前日比0.21％高の3375.03ポイントで推移している。セクター別では、医薬品、食品・飲料、銀行、保険が買われる半面、港湾・海運、通信機器、コンシューマーエレクトロニクスが売られている。