■午後0時までの記事一覧：

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【中国】4月末のマネーサプライM2は8％増、市場予想上回る
【中国】4月の融資増加額は予想下振れ、人民元貸付残高7.2％増
【中国】4月の社会融資総量、市場予想を下回る

　15日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。前日に心理的節目の3400ポイントに乗せ、終値ベースで3月20日以来、およそ2カ月ぶりの高値を更新した後とあって、利益確定売りが重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.07％安の3401.50ポイントで推移。セクター別では、電源設備、ソフトウエア開発、消費者向け電子製品、電機などが安い。半面、海運・港湾運営、化学繊維、航空機製造・宇宙関連、化学肥料などが買われている。

　15日の香港市場でハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくマイナス圏に沈む展開。米中が週末に合意していた関税の大幅引き下げを14日に実施したことで貿易摩擦懸念が後退したものの、指数は前日に2％超上昇し、終値で3月24日以来およそ1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっているもよう。

　指数は日本時間午前10時34分現在、前日比0.40％安の23546.25ポイントで推移している。個別では、JDドットコム（09618）や美団（03690）が売られて指数を押し下げているほか、周大福珠宝（01929）やレノボグループ（00992）も安い。半面、AIAグループ（01299）や東方海外（00316）、創科実業（00669）が買われている。