15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに小幅反落。前場終値は前日比0.07％安の3260.55ポイントだった。深セン成分指数は0.43％安の9841.91ポイントと6営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6875億500万元だった。

　上海総合指数は小安く寄り付き、朝方に下げ幅を拡大。前日まで5連騰した後とあって、戻り売りや持ち高調整の動きが指数を押し下げた。もっとも、中国政府の内需振興策や産業支援措置への期待は根強く、前日終値に近い水準に値を戻して前場の取引を終えた。トランプ米政権の関税政策を巡って二転三転する状況が続くなか、投資家は積極的な売買を手控えているもよう。

　セクター別では、軍需関連や海運・港湾、運輸設備、コンシューマーエレクトロニクス、通信機器が下落する半面、食品・飲料、電池、銀行、繊維・アパレル、ゲームが上昇した。

　上海B株指数は0.51％安の257.16ポイント、深センB株指数は0.31％安の1175.58ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3260.55ポイント
　前日比：-2.26ポイント
　騰落率：-0.07％

上海B株指数
　引値：257.16ポイント
　前日比：-1.32ポイント
　騰落率：-0.51％

深セン成分指数
　引値：9841.91ポイント
　前日比：-42.39ポイント
　騰落率：-0.43％

深センB株指数
　引値：1175.58ポイント
　前日比：-3.61ポイント
　騰落率：-0.31％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3756.76ポイント
　前日比：-2.38ポイント
　騰落率：-0.06％

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