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指数: 15分ディレイ
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10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続伸。前場終値は前日比1.80%高の20628.86ポイントだった。中国企業指数は1.41%高の7641.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2454億1000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を2%超上回って寄り付いた後、上げ幅を拡大すると、一時、心理的節目の21000ポイントに乗せる場面もあった。中国国務院や金融当局などの幹部が9日に会合を開き、国内消費や資本市場に関連する対策を協議したと伝わり、早ければ数週間以内に景気対策が打ち出されるとの見方が広がったほか、トランプ米大統領が9日、報復措置を取っていない国・地域に対する「相互関税」の上乗せ部門を90日間一時停止すると発表したことなどが好感された。ただ、トランプ大統領は中国に対して関税を125%に引き上げており、米中の対立激化などへの警戒感から、前引けにかけて上げ幅を縮小した。 個別では、HSBC(00005)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げたほか、レノボグループ(00992)やBYDエレクトロニック(00285)は6%超上げた。半面、美団(03690)や華潤ビール(00291)、新東方教育科技(09901)などが売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20628.86ポイント 前日比:364.37ポイント 騰落率:1.80% 中国企業指数 引値:7641.84ポイント 前日比:106.16ポイント 騰落率:1.41% レッドチップ指数 引値:3629.22ポイント 前日比:35.98ポイント 騰落率:1.00% |
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10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.93%高の3216.41ポイントだった。深セン成分指数は2.19%高の9749.12ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1124億8800万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントに乗せて寄り付くと、序盤に上げ幅を拡大した。トランプ米政権が対中関税を125%に引き上げたものの、一部の国・地域に対しては「相互関税」の上乗せ分を90日間一時停止すると発表した。「トランプ関税」で世界経済が大きく減速することへの懸念がやや和らいだもよう。中国当局による相場救済への期待も買いを支えた。もっとも、3240ポイント付近では伸び悩み、上値は限られた。 セクター別では、貴金属と電機が全面高。コンシューマーエレクトロニクス、家庭用品、物流、繊維・アパレルなども高い。半面、航空・空港運営の一角が軟調。 上海B株指数は0.95%高の253.28ポイント、深センB株指数は1.28%高の1165.72ポイントだった。 |
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