13日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。小安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合う展開。前日に年初来高値を更新した後とあって、利益確定売りが重荷となっている。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.13％安の3342.02ポイントで推移。セクター別では、コンシューマーエレクトロニクス、半導体、電源設備、証券などが安い。半面、航空・宇宙関連、農業関連、酒造、自動車などが買われている。

　13日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談したことを受け、ロシアとウクライナの停戦が実現するとの期待が高まり、買いが広がっているもよう。人工知能（AI）の開発や応用を手掛けるテック企業への買いも続いている。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前日比0.51％高の21969.66ポイントで推移している。個別では、AIAグループ（01299）やアリババ集団（09988）が買われて指数を押し上げているほか、ネットイース（09999）や百度（09888）の上昇も目立つ。半面、JDドットコム（09618）や新東方教育科技（09901）が売られている。前日急伸していた万科企業（02202）は利益確定の売りに押されている。

上海総合指数
　始値：3343.23ポイント
　前日比：-3.16ポイント
　騰落率：-0.09％

上海B株指数
　始値：266.84ポイント
　前日比：0.28ポイント
　騰落率：0.11％

深セン成分指数
　始値：10691.46ポイント
　前日比：-17.42ポイント
　騰落率：-0.16％

深センB株指数
　始値：1208.14ポイント
　前日比：0.01ポイント
　騰落率：0％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3913.90ポイント
　前日比：-5.96ポイント
　騰落率：-0.15％