週明け20日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。中国の習近平国家主席が17日、トランプ次期米大統領と電話会談したことで、米中協議の開始に期待する買いが入ったもよう。17日の米株式市場で主要3指数が上昇したことも投資家心理を強気に傾けた。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.39％高の19855.60ポイントで推移している。個別では、医薬品受託開発の薬明生物技術（02269）と無錫薬明康徳新薬開発（02359）、中国ネット通販大手のJDドットコム（09618）と子会社の京東健康（06618）が高い。一方、半導体ファウンドリーのSMIC（00981）が売られている。

　週明け20日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。中国の習近平国家主席とトランプ次期米大統領が17日に行った電話会談を受けて、米中協議の開始に期待する買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前営業日比0.31％高の3251.78ポイントで推移。セクター別では、教育、バッテリー、送配電設備、保険などが高い。半面、不動産サービスと貴金属が全面安。不動産開発、貿易なども売られている。

上海総合指数
　始値：3256.15ポイント
　前日比：14.33ポイント
　騰落率：0.44％

上海B株指数
　始値：260.96ポイント
　前日比：0.19ポイント
　騰落率：0.07％

深セン成分指数
　始値：10240.71ポイント
　前日比：79.39ポイント
　騰落率：0.78％

深センB株指数
　始値：1188.00ポイント
　前日比：-2.91ポイント
　騰落率：-0.24％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3835.30ポイント
　前日比：22.96ポイント
　騰落率：0.6％