週明け13日の香港市場でハンセン指数は続落して始まり、始値で心理的節目の19000ポイントを割り込んだ。10日発表の2024年12月の米雇用統計が市場予想より強い結果となり、米連邦準備理事会（FRB）の利下げペースが鈍化するとの見方から売りが先行している。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比1.31％安の18814.47ポイントで推移。個別では、生活アプリ運営の美団（03690）と保険株の中国人寿保険（02628）、AIAグループ（01299）が売られて相場の重荷となっている。光学部品メーカーの舜宇光学科技（02382）も安い。半面、石油株のCNOOC（00883）とペトロチャイナ（00857）、海運株の東方海外（00316）が買われている。

　週明け13日の中国本土株式市場で上海総合指数は続落して始まった。注目された12月の米雇用統計が強い結果となったことで、利下げ期待が後退し、前週末のNY市場が大幅下落した流れを引き継いだ。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前営業日比0.49％安の3152.84ポイントで推移している。セクター別では、不動産サービスや内装、通信サービスなどが売られる半面、採掘やガス、貴金属などが買われている。

上海総合指数
　始値：3148.83ポイント
　前日比：-19.69ポイント
　騰落率：-0.62％

上海B株指数
　始値：256.10ポイント
　前日比：-0.15ポイント
　騰落率：-0.06％

深セン成分指数
　始値：9697.45ポイント
　前日比：-98.49ポイント
　騰落率：-1.01％

深センB株指数
　始値：1172.09ポイント
　前日比：-7.06ポイント
　騰落率：-0.6％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3704.44ポイント
　前日比：-28.04ポイント
　騰落率：-0.75％