7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.32％安の3196.78ポイントだった。深セン成分指数は0.002％安の9885.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6039億1100万元だった。

　上海総合指数は、序盤に前日終値付近でもみ合った後、下げ幅を広げた。中国景気不安が根強い上に米中対立の激化が警戒され、節目の3200ポイントを割り込んで前場の取引を終えた。米国防総省が6日、車載電池大手の寧徳時代新能源科技（300750）など5社を「中国軍事企業」に指定し、投資家心理が悪化したもよう。セクター別では、電源設備やコンピューター、半導体、インターネットサービスなどが買われた半面、医薬品関連、小売り、石炭が売られた。

　上海B株指数は0.09％高の260.03ポイント、深センB株指数は0.14％安の1187.68ポイントだった。

ハンセン指数
　引値：19309.05ポイント
　前日比：-379.24ポイント
　騰落率：-1.93％

中国企業指数
　引値：6982.81ポイント
　前日比：-152.67ポイント
　騰落率：-2.14％

レッドチップ指数
　引値：3597.64ポイント
　前日比：-56.05ポイント
　騰落率：-1.53％

上海総合指数
　引値：3196.78ポイント
　前日比：-10.14ポイント
　騰落率：-0.32％

上海B株指数
　引値：260.03ポイント
　前日比：0.23ポイント
　騰落率：0.09％

深セン成分指数
　引値：9885.42ポイント
　前日比：-0.23ポイント
　騰落率：0％

深センB株指数
　引値：1187.68ポイント
　前日比：-1.64ポイント
　騰落率：-0.14％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3765.88ポイント
　前日比：-3.09ポイント
　騰落率：-0.08％