28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.30％安の3299.87ポイントだった。深セン成分指数は0.85％安の10476.43ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9820億3000万元だった。

　上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の値動き。オフショア市場で人民元安が一服したことで資金流出への懸念が和らぎ、支援材料となったものの、前日に指数が心理的節目の3300ポイントを回復した後とあって、利益確定売りが出た。結局、指数は同節目を割り込んで前場の取引を終えた。

　セクター別では、保険が全面安。貴金属、自動車、バッテリー素材、石炭なども安い。半面、商業・百貨店、ガラス・ガラス繊維、環境関連などが買われた。

　上海B株指数は0.15％安の274.86ポイント、深センB株指数は0.03％安の1200.62ポイントだった。

ハンセン指数
　引値：19344.07ポイント
　前日比：-259.06ポイント
　騰落率：-1.32％

中国企業指数
　引値：6921.28ポイント
　前日比：-106.12ポイント
　騰落率：-1.51％

レッドチップ指数
　引値：3530.08ポイント
　前日比：-61.45ポイント
　騰落率：-1.71％

上海総合指数
　引値：3299.87ポイント
　前日比：-9.91ポイント
　騰落率：-0.30％

上海B株指数
　引値：274.86ポイント
　前日比：-0.41ポイント
　騰落率：-0.15％

深セン成分指数
　引値：10476.43ポイント
　前日比：-89.67ポイント
　騰落率：-0.85％

深センB株指数
　引値：1200.62ポイント
　前日比：-0.34ポイント
　騰落率：-0.03％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3875.99ポイント
　前日比：-31.05ポイント
　騰落率：-0.79％