週明け25日の中国本土株式市場で上海総合指数は反発して始まった。前週末に指数が3％超下げ、心理的節目の3300ポイントを割り込み、約3週間ぶり安値で終えた後とあって、値ごろ感を意識した買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時35分現在、前営業日比0.22％高の3274.34ポイントで推移。セクター別では、バッテリー素材が全面高。観光・ホテル、バッテリー、医療機器なども高い。半面、文化・メディア、ゲーム、航空・宇宙関連、通信サービスなどが売られている。

上海総合指数
　始値：3274.88ポイント
　前日比：7.69ポイント
　騰落率：0.24％

上海B株指数
　始値：275.80ポイント
　前日比：0.98ポイント
　騰落率：0.36％

深セン成分指数
　始値：10462.44ポイント
　前日比：23.72ポイント
　騰落率：0.23％

深センB株指数
　始値：1228.28ポイント
　前日比：-0.55ポイント
　騰落率：-0.04％

滬深300指数（CSI300指数）
　始値：3875.61ポイント
　前日比：9.91ポイント
　騰落率：0.26％

　週明け25日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末は終値ベースで9月25日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けただけに、値ごろ感が強まった銘柄を中心に買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前営業日比0.34％高の19295.81ポイントで推移。個別では、新エネルギー車製造を手掛ける理想汽車（02015）、吉利汽車（00175）、BYD（01211）、小米集団（01810）が買われている。電動工具大手の創科実業（00669）、ボトル入り飲料水大手の農夫山泉（09633）も上昇。半面、ハンセン指数構成銘柄からの除外が決まった新世界発展（00017）が売られている。