週明け25日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前週末は終値ベースで9月25日以来およそ2カ月ぶりの安値を付けただけに、値ごろ感が強まった銘柄を中心に買いが先行している。

　指数は日本時間午前10時31分現在、前営業日比0.34％高の19295.81ポイントで推移。個別では、新エネルギー車製造を手掛ける理想汽車（02015）、吉利汽車（00175）、BYD（01211）、小米集団（01810）が買われている。電動工具大手の創科実業（00669）、ボトル入り飲料水大手の農夫山泉（09633）も上昇。半面、ハンセン指数構成銘柄からの除外が決まった新世界発展（00017）が売られている。

ハンセン指数
　始値：19307.34ポイント
　前日比：77.37ポイント
　騰落率：0.40％

中国企業指数
　始値：6925.82ポイント
　前日比：38.77ポイント
　騰落率：0.56％

レッドチップ指数
　始値：3567.47ポイント
　前日比：19.55ポイント
　騰落率：0.55％

■中国旺旺（00151）：2024年9月中間決算をきょう発表する。ファクトセットがまとめた市場コンセンサス予想は売上高が114億5700万元、純利益は19億100万元。

■チャイナ・ユニコム（00762）：2024年10月の5Gの携帯電話の加入純増数は前月比34.2％減の202万5000件だった。10月末時点で5Gの携帯電話の加入総数は2億8559万9000件となった。

■中国鉄路通信信号（03969/688009）：2024年9−10月に計10件の重要プロジェクトを受注した受注金額は計31億700万元で、2023年通期売上高の8.40％に相当する。