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指数: 15分ディレイ
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15日前場の香港市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比0.26%高の19486.97ポイントだった。中国企業指数は0.40%高の7001.01ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で851億5000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた。朝方に下げに転じる場面があったものの、ほどなく切り返した。前日に5営業日続落して約1カ月半ぶりの安値圏にあるだけに、値ごろ感からの買いが相場を支えた。もっとも、上値の重さが目立った。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急ぐ必要がなくなったと発言したことで、前日の米株式相場が下落し、投資家心理を冷やしたもよう。中国の国家統計局が午前に発表した10月の主要経済指標はまちまちの内容。小売売上高が市場予想を上回った半面、鉱工業生産と固定資産投資は下振れした。 個別では、前日大引け後に2024年7−9月期決算を発表したネットイース(09999)が13%超上昇。スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(02382)、金鉱大手の紫金鉱業集団(02899)、電気自動車の理想汽車(02015)が大幅に反発した。 半面、傘下自動車メーカーの再編を発表した吉利汽車(00175)が大幅安。医薬品ネット通販の阿里健康(00241)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:19486.97ポイント 前日比:51.16ポイント 騰落率:0.26% 中国企業指数 引値:7001.01ポイント 前日比:27.93ポイント 騰落率:0.40% レッドチップ指数 引値:3598.33ポイント 前日比:18.14ポイント 騰落率:0.51% |
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15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.35%安の3367.94ポイントだった。深セン成分指数は0.85%安の10943.45ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆916億6000万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移が目立った。米中関係の悪化懸念が引き続き相場の重しとなったほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げを急ぐ必要はないとの考えを明らかにしたことが嫌気された。国家統計局が午前に発表した10月の小売売上高は市場予想を上回ったが、10月の鉱工業生産と1−10月の固定資産投資は市場予想を下回った。セクター別では、風力発電設備が全面安となったほか、不動産サービスやバッテリー素材も売られた。半面、教育や文化・メディア、航空・空港運営などが買われた。 上海B株指数は0.19%高の277.20ポイント、深センB株指数は0.06%高の1263.53ポイントだった。 |
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