ハンセン指数
　始値：20334.09ポイント
　前日比：-92.84ポイント
　騰落率：-0.45％

中国企業指数
　始値：7317.39ポイント
　前日比：-38.18ポイント
　騰落率：-0.52％

レッドチップ指数
　始値：3740.99ポイント
　前日比：-9.38ポイント
　騰落率：-0.25％

■中升集団（00881）：香港時間12日午前9時に株式取引を再開する。同社は11日大引け後、民営自動車メーカーの賽力斯集団（601127）の新エネルギー車の販売に協力する業務提携に向けて協議することで基本合意したと明らかにした。

■裕元工業（00551）：2024年1−9月期決算は売上高が前年同期比1.5％増の60億7500万米ドル、純利益が同140.9％増の3億3200万米ドル。

■Qテクノロジー（01478）：10月のカメラモジュールの販売量は前年同月比12.2％増の3938万3000個だった。前月比では16.3％増えた。

　12日の香港市場はもみ合う展開か。全国人民代表大会（全人代）常務委員会が先週末に発表した経済政策に失望感が出たものの、金融緩和や財政出動に対する期待が依然として続いているようだ。週内に10月の米物価統計や、中国の主要経済指標の発表を控え、様子見気分が広がる可能性がある。一方、中国人民銀行（中央銀行）が11日に発表した10月の金融統計はまちまち。マネーサプライM2が市場予想を上回った半面、融資増加額と社会融資総量が市場予想を下回った。

　11日のNY市場でダウ平均が続伸し、連日で最高値を更新した。米大統領選でのトランプ前大統領の勝利を好感する流れが続いた。トランプ氏の選挙戦を支援したイーロン・マスク氏のテスラが約9％高と大幅続伸したほか、規制緩和期待を背景にゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカなどの大手金融株も2％超上昇した。S&P500は小幅ながら5営業日続伸し、終値で初めて6000ポイントを上回った。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も小幅に5営業日続伸。同日の香港株の米国預託証券（ADR）は、国際金融株のHSBC（00005）が香港終値を上回った半面、大型ネット株の美団（03690）、テンセント（00700）、アリババ集団（09988）が下回って引けた。