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指数: 15分ディレイ
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週明け11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比2.12%安の20288.99ポイントだった。中国企業指数は2.13%安の7302.72ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1139億2000万HKドル。
ハンセン指数は朝方に下げ幅を拡大。8日に閉幕した全国人民代表大会(全人代)常務委員会で、追加の消費刺激策や不動産不況対策が打ち出されず、失望売りが出て指数を押し下げた。中国国家統計局が9日発表した10月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想から下振れし、中国景気の不透明感が改めて意識されたもよう。 個別では、中国ネット通販大手のJDドットコム(09618)とアリババ集団(09988)、生活アプリ運営の美団(03690)が売られ、相場の重荷だった。不動産開発の龍湖集団(00960)と中国海外発展(00688)、ビール大手の華潤ビール(00291)が大幅安。取引所運営の香港証券取引所(00388)、保険大手の中国人寿保険(02628)と中国平安保険(02318)は続落した。半面、自動車販売の中升集団(00881)が21%超高と前週末に続いて大急上昇。半導体ファウンドリーのSMIC(00981)も高い。半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が米国政府の要求に応じて人工知能(AI)向け半導体の中国向け出荷を停止すると伝わり、中国が半導体の国産化を一段と推し進めるとの見方から買いが入ったもよう。 |
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ハンセン指数
引値:20288.99ポイント 前日比:-439.20ポイント 騰落率:-2.12% 中国企業指数 引値:7302.72ポイント 前日比:-149.71ポイント 騰落率:-2.13% レッドチップ指数 引値:3737.45ポイント 前日比:-82.19ポイント 騰落率:-2.15% |
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週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.08%安の3449.70ポイントだった。深セン成分指数は1.19%高の11294.09ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆5781億200万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、終始マイナス圏でもみ合った。注目の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が8日発表した経済政策は地方政府が抱える「隠れ債務」を置き換えるインフラ債の発行枠の拡大にとどまり、不動産不況や内需刺激に向けた大規模な財政出動が盛り込まれなかったことで失望売りが出たもよう。ただ、下落率1%付近で下げ渋ると、指数は下げ幅を縮め、小幅安で前場の取引を終えた。 セクター別では、航空・空港運営、食品・飲料、石炭、酒造などが安い。半面、半導体、電子化学品、バッテリー素材、太陽光発電設備などが買いを集めた。 上海B株指数は1.07%安の280.65ポイント、深センB株指数は0.66%高の1279.30ポイント。 |
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