香港証券取引所は1日、深セン市場との相互株式取引「深港通（深セン・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、香港株に投資する「港股通（深）」（深センコネクト・サウスバウンド）の取引状況は次の通り。

■港股通（深セン→香港）
　　当日の売買代金：246億5817万HKドル
　　買い代金：131億2028万HKドル
　　売り代金：115億3789万HKドル

■当日の売買代金上位10銘柄

1 テンセント（00700）
　　売買代金：1,371百万HKドル
　　買い代金：754百万HKドル
　　売り代金：617百万HKドル

2 理想汽車（02015）
　　売買代金：1,321百万HKドル
　　買い代金：439百万HKドル
　　売り代金：881百万HKドル

3 小米集団（01810）
　　売買代金：839百万HKドル
　　買い代金：460百万HKドル
　　売り代金：379百万HKドル

4 SMIC（00981）
　　売買代金：826百万HKドル
　　買い代金：471百万HKドル
　　売り代金：355百万HKドル

5 中国平安保険（02318）
　　売買代金：683百万HKドル
　　買い代金：195百万HKドル
　　売り代金：488百万HKドル

6 融創中国（01918）
　　売買代金：662百万HKドル
　　買い代金：355百万HKドル
　　売り代金：307百万HKドル

7 CNOOC（00883）
　　売買代金：576百万HKドル
　　買い代金：325百万HKドル
　　売り代金：250百万HKドル

8 美団（03690）
　　売買代金：526百万HKドル
　　買い代金：268百万HKドル
　　売り代金：258百万HKドル

9 アリババ集団（09988）
　　売買代金：524百万HKドル
　　買い代金：370百万HKドル
　　売り代金：154百万HKドル

10 吉利汽車（00175）
　　売買代金：520百万HKドル
　　買い代金：272百万HKドル
　　売り代金：248百万HKドル

　香港証券取引所は1日、深セン市場との相互株式取引「深港通（深セン・香港ストックコネクト）」の同日の統計を発表した。うち、深センA株に投資する「深股通」（深センコネクト・ノースバウンド）の取引状況は次の通り。

■深股通（香港→深セン）
　　当日の売買代金：1390億2177万元

■当日の売買代金上位10銘柄

1 東方財富信息（300059）
　　売買代金：2,835百万元

2 寧徳時代新能源科技（300750）
　　売買代金：2,640百万元

3 TCL科技集団（000100）
　　売買代金：1,270百万元

4 美的集団（000333）
　　売買代金：1,266百万元

5 BYD（002594）
　　売買代金：1,095百万元

6 宜賓五糧液（000858）
　　売買代金：1,086百万元

7 中際旭創（300308）
　　売買代金：1,047百万元

8 京東方科技集団（000725）
　　売買代金：979百万元

9 蘇州東山精密製造（002384）
　　売買代金：880百万元

10 軟通動力信息技術（301236）
　　売買代金：869百万元

　1日のNY株式相場は反発。注目された10月雇用統計で、非農業部門雇用者数（NFP）がわずか1.2万人増と市場予想の11.3万人増を大きく下回る弱い結果となったものの、決算やガイダンスが好感されたアマゾンが6.19%高、インテルが7.81％高となったことでセンチメントが改善した。ダウ平均は一時、562ドル高まで上昇し、288.73ドル高（+0.69％）と4日ぶりに反発して終了。S&P500とナスダック総合も終日プラス圏で推移し、それぞれ0.41％高、0.80％高で終了。ともに3日ぶりに反発した。S&P500の11セクターは一般消費財の2.40％高を筆頭に、IT、ヘルスケアなど5セクターが上昇し、公益、不動産、エネルギーなど6セクターが下落した。

　週間ではダウ平均が0.15％安、S&P500が1.37％安とともに2週続落し、ナスダック総合が1.50％安と8週ぶりの反落となった。業種別ではコミュニケーション（+1.53％）、一般消費財（+0.48％）の２セクターが週間で上昇した一方、IT、不動産が3％超下落し、公益、エネルギーも2％超下落した。

　10月雇用統計ではNFPが1.2万人増とコロナ・パンデミックの2020年12月以来の弱い結果となったが、ハリケーンやボーイングのストライキの影響と受けとめられた。失業率は4.1％と前月分から横ばいだった。雇用統計を受けて米10年債利回りは前日の4.284％から一時、4.222％まで低下したが、その後は米大統領選後の財政悪化懸念から売りが強まり（利回りは上昇）、4.386％と7月2日以来の高水準で終了した。CMEのフェドウォッチ・ツールの11月6-7日の米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.25％の利下げ確率は前日の94.8％から96.4％にわずかに上昇し、政策金利据え置き確率は5.2％から3.6％に低下した。