マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反落。終値は前日比0.68%安の3280.26ポイントだった。深セン成分指数は1.27%安の10441.75ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆5205億3600万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3300ポイントを割り、終日マイナス圏で軟調に推移した。資本市場支援策への期待は強いものの、指数は前日まで4営業日続伸した後とあって、利益確定の売りが広がり、相場の重しとなった。また、前日の米株安も嫌気された。一方、1−9月期決算の発表が本格化しており、業績を材料に個別物色の動きが活発だった。セクター別では、造船が全面安となったほか、風力発電設備や太陽光発電設備、バッテリーなどが売られた。半面、バイオや製紙、不動産開発などが買われた。 A株市場では、晶澳太陽能科技(002459)が大幅安となったほか、隆基緑能科技(601012)や江蘇恒瑞医薬(600276)、東江環保(002672)などの下落も目立った。半面、海能達通信(002583)がストップ高。中興通訊(000063)や永輝超市(601933)も買われた。 上海B株指数は0.81%安の272.79ポイント、深センB株指数は1.71%安の1231.96ポイント。 |
|
||
上海総合指数
引値:3280.26ポイント 前日比:-22.54ポイント 騰落率:-0.68% 上海B株指数 引値:272.79ポイント 前日比:-2.23ポイント 騰落率:-0.81% 深セン成分指数 引値:10441.75ポイント 前日比:-134.66ポイント 騰落率:-1.27% 深センB株指数 引値:1231.96ポイント 前日比:-21.43ポイント 騰落率:-1.71% 滬深300指数(CSI300指数) 引値:3928.83ポイント 前日比:-44.38ポイント 騰落率:-1.12% |
|
||
24日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.99%安の20555.04ポイントだった。中国企業指数は1.24%安の7385.80ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で951億4000万HKドル。
ハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。米長期金利の上昇が嫌気された。底堅い米景気を背景に米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方が増えているほか、米大統領選後の財政悪化懸念などを受けて23日の米債券市場で10年債利回りは一時4.25%台と7月26日以来の水準まで上昇した。中国当局による資本市場支援策や財政出動への期待が根強いものの、足元で買われた銘柄の利益確定売りが出た。本土市場が軟調に推移したことも重荷となった。 個別では、前日に高かった自動車ディーラーの中升集団(00881)、民営自動車メーカーの吉利汽車(00175)、宝飾品大手の周大福珠宝(01929)が大きく反落。本土不動産関連の華潤万象生活(01209)、華潤置地(01109)、大型ネット株のアリババ集団(09988)、JDドットコム(09618)なども安い。半面、2024年7−9月期業績を発表したマカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)や、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(01299)、ガス会社の新奥能源(02688)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(09961)などが買いを集めた。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
レポート |