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18日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5日ぶりに反発。前場終値は前日比0.75%高の20229.94ポイントだった。中国企業指数は0.90%高の7243.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で976億8000万HKドル。
買い直しが先行し、ハンセン指数は反発して始まった。中国国家統計局が午前に発表した2024年7−9月期の国内総生産(GDP)や9月の小売売上高、鉱工業生産が市場予想を上回り、中国景気不安が和らいだ。中国人民銀行(中央銀行)は同日、自社株買い向け再貸出制度や証券・基金・保険会社スワップ制度の運用開始を発表。週明け21日に最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が0.2−0.25%引き下げられるとの期待も広がった。ただ、米長期金利の上昇が警戒され、ハンセン指数の上値は伸び悩んだ。序盤には一時小安くなる場面があった。 個別ではテック株のBYDエレクトロニック(00285)、SMIC(00981)、レノボグループ(00992)が高い。生活アプリ運営の美団(03690)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)は大幅に反発した。半面、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)とJDドットコム(09618)が続落した。非鉄金属株の中国宏橋(01378)、保険株のAIAグループ(01299)も売られた。 |
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ハンセン指数
引値:20229.94ポイント 前日比:150.84ポイント 騰落率:0.75% 中国企業指数 引値:7243.90ポイント 前日比:64.46ポイント 騰落率:0.90% レッドチップ指数 引値:3878.78ポイント 前日比:30.53ポイント 騰落率:0.79% |
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18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.67%高の3190.63ポイントだった。深セン成分指数は1.64%高の10054.43ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9611億8200万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、マイナス圏に沈んだが、その後プラス圏に浮上。上げ幅を拡大し、一時、心理的節目の3200ポイントに乗せる場面もあった。注目された7−9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.6%増と市場予想を上回ったが、1−9月期では4.8%増と予想から下振れた。一方、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長が流動性などをみながら年内に預金準備率を0.25−0.5%引き下げる方針を示したことなどが好感された。セクター別では、貴金属や半導体、電子化学品がほぼ全面高となった。半面、不動産サービスや不動産開発、建材が売られた。 上海B株指数は0.90%高の267.78ポイント、深センB株指数は0.07%安の1206.51ポイントだった。 |
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