マーケット > 速報 |
指数: 15分ディレイ
|
|
|
|
||
17日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.81%高の20452.17ポイントだった。中国企業指数は0.91%高の7334.32ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1077億4000万HKドルだった。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ高く寄り付くと、序盤に上げ幅を2%超に広げた。中国当局の不動産政策に関する記者会見を前に、政策期待が高まった。ただ、記者会見の内容を受けて、上げ幅を縮小した。住宅都市農村建設部の倪虹部長は銀行融資に適していると認めた不動産プロジェクト一覧の「ホワイトリスト」向けの融資規模を年内に4兆元に引き上げるほか、住民に住み替え住宅の購入資金を交付する方式で「城中村」(都市の中に取り残された村落)と危険住宅の改造プロジェクト100万件を実施するなどと表明したものの、相場浮揚には至らなかった。 個別では、製薬会社の翰森製薬(03692)、スマートフォン大手の小米集団(01810)、半導体受託製造のSMIC(00981)などが大幅高。2024年1−9月期決算の大幅増益見通しを発表した生保大手の中国人寿保険(02628)や、大型ネット株のJDドットコム(09618)、美団(03690)、アリババ集団(09988)なども買われた。半面、本土不動産株の龍湖集団(00960)、中国海外発展(00688)、華潤置地(01109)が大幅に反落した。 |
|
||
ハンセン指数
引値:20452.17ポイント 前日比:165.32ポイント 騰落率:0.81% 中国企業指数 引値:7334.32ポイント 前日比:66.34ポイント 騰落率:0.91% レッドチップ指数 引値:3923.53ポイント 前日比:-13.17ポイント 騰落率:-0.33% |
|
||
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.09%高の3205.95ポイントだった。深セン成分指数は0.50%高の10014.81ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9022億2400万元だった。
上海総合指数は序盤に上げ幅を拡大したものの、勢いは続かず、上げ幅を縮小すると、前日終値を挟んでもみあった。注目された住宅都市農村建設部の倪虹部長らによる不動産関連政策の記者会見では、銀行融資に適していると認めた不動産プロジェクト一覧の「ホワイトリスト」の融資の規模を年末までに4兆元に拡大することなどが示されたが、相場への影響は限定的だった。また、18日には7−9月期国内総生産(GDP)や9月の小売売上高、鉱工業生産など主要経済指標が発表されるとあって、積極的に買う動きは限定的だった。セクター別では、ソフトウエア開発や電子部品、コンシューマーエレクトロニクスなどが買われた半面、不動産サービスや不動産開発が利益確定の売りに押された。 上海B株指数は0.89%安の266.49ポイント、深センB株指数は0.03%高の1213.17ポイントだった。 |
主要情報ヘッドライン |
ニュース |
15:39 |
[業界] カジノセクターの業績市場予想一覧(6月10日)![]() |
15:37 |
[業界] ホテル・観光セクターの業績市場予想一覧(6月10日)![]() |
15:26 |
[企業] 決算寸評:瑞声科技、24年12月本決算は純利益2.4倍![]() |
15:25 | [業界] エイト・ローズ、中国テック企業の株式売却を計画 |
15:10 | [企業] 決算寸評:富智康集団、24年12月本決算は赤字縮小 |
レポート |