11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比1.60％安の3249.21ポイントだった。深セン成分指数は2.62％安の10196.76ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で9836億200万元だった。

　上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3300ポイントを下回り、その後もマイナス圏で軟調に推移した。政策期待は強いものの、最近の大幅な上昇を受けて利益確定の売りが広がったほか、週末には物価統計も発表されることから、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、風力発電設備や半導体、バッテリーなどが売られた半面、貴金属が全面高。不動産サービスや不動産開発も買われた。

　上海B株指数は1.00％安の3249.21ポイント、深センB株指数は0.61％安の1219.33ポイントだった。

上海総合指数
　引値：3249.21ポイント
　前日比：-52.72ポイント
　騰落率：-1.60％

上海B株指数
　引値：270.94ポイント
　前日比：-2.73ポイント
　騰落率：-1％

深セン成分指数
　引値：10196.76ポイント
　前日比：-274.32ポイント
　騰落率：-2.62％

深センB株指数
　引値：1219.33ポイント
　前日比：-7.49ポイント
　騰落率：-0.61％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3922.80ポイント
　前日比：-74.99ポイント
　騰落率：-1.88％

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