ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、7日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　コングロマリット：1,619.85（+5.06％)
　2　工業：1,139.97（+4.17％)
　3　通信：1,599.71（+3.35％)
　4　必需消費財：15,916.65（+3.03％)
　5　情報技術：13,401.44（+2.64％)
　6　不動産・建設：1,863.63（+2.6％)
　7　医療・ヘルスケア：9,734.53（+2.45％)
　8　エネルギー：12,920.57（+2.18％)
　9　公共事業：5,792.74（+2.17％)
　10　金融：3,889.45（+1.94％)
　11　一般消費財：3,078.69（+1.73％)
　12　素材：8,230.45（+1.36％)

ハンセン指数
　引値：23099.78ポイント
　前日比：362.91ポイント
　騰落率：1.60％

中国企業指数
　引値：8330.85ポイント
　前日比：174.35ポイント
　騰落率：2.14％

レッドチップ指数
　引値：4441.76ポイント
　前日比：151.97ポイント
　騰落率：3.54％

　週明け7日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。前場終値は前営業日比1.15％高の22997.26ポイントだった。中国企業指数は1.57％高の8284.36ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1687億6000万HKドル。

　ハンセン指数は、寄り付き直後に上抜けた心理的節目の23000ポイント付近でもみ合い。同節目をわずかに下回って前場の取引を終えた。中国国家発展改革委員会の報道向け発表会をあすに控え、追加で打ち出される景気刺激策への期待が広がった。前週末の米株高も買い安心感につながった。ただ、前週末のハンセン指数終値は2022年3月1日以来およそ2年7カ月ぶりの高値とあって、利益確定売りが上値を重くした。

　個別では、前週末に急伸したSMIC（00981）が18％近く上昇。カジノ運営のサンズ・チャイナ（01928）と銀河娯楽（00027）、中国政府系投資持ち株会社の中国中信（00267）、生保大手の中国人寿保険（02628）、乳業大手の中国蒙牛乳業（02319）はそろって大幅に続伸した。半面、不動産開発の龍湖集団（00960）の下げがきつい。電動工具の創科実業（00669）、自動車販売の中升集団（00881）、保険大手のAIAグループ（01299）は反落した。