ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、3日は上昇が1業種、下落が11業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　エネルギー：12,247.62（+0.33％)
　2　金融：3,724.69（-0.81％)
　3　公共事業：5,577.49（-0.83％)
　4　コングロマリット：1,513.19（-1.05％)
　5　情報技術：12,557.53（-1.15％)
　6　通信：1,533.97（-1.88％)
　7　一般消費財：2,930.45（-2.28％)
　8　必需消費財：15,223.68（-2.32％)
　9　素材：7,858.28（-2.36％)
　10　工業：1,061.05（-3.1％)
　11　医療・ヘルスケア：8,890.11（-3.76％)
　12　不動産・建設：1,796.26（-4.7％)

ハンセン指数
　引値：22113.51ポイント
　前日比：-330.22ポイント
　騰落率：-1.47％

中国企業指数
　引値：7914.16ポイント
　前日比：-127.11ポイント
　騰落率：-1.58％

レッドチップ指数
　引値：4201.04ポイント
　前日比：-92.50ポイント
　騰落率：-2.15％

　3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は7営業日ぶりに反落。前場終値は前日比3.12％安の21743.18ポイントだった。中国企業指数は3.44％安の7764.81ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1808億2000万HKドル。

　ハンセン指数は小高く寄り付いた後、ほどなくマイナス圏に沈むと、心理的節目の22000ポイントを割り、徐々に下げ幅を拡大した。指数は前日まで大幅に6営業日続伸し、終値ベースで2023年1月27日以来およそ1年8カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、米雇用統計の発表を4日に控え、様子見ムードも強まった。

　個別では、アリババ集団（09988）やJDドットコム（09618）、美団（03690）、テンセント（00700）が売られて指数を押し下げた。阿里健康（00241）や中升集団（00881）、龍湖集団（00960）は下落率が10％を超えた。ハンセン指数構成銘柄で上昇はCNOOC（00883）の1銘柄のみだった。