■午後0時までの記事一覧：

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【中国】人民元の24日の基準値は1米ドル＝7.0510元、3日続伸
【中国】人民銀、近く預金準備率を0.5％引き下げ

　24日の中国本土株式市場で上海総合指数は続伸して始まった。前日のNY市場が上昇した流れを引き継いだ。また、中国人民銀行（中央銀行）の潘功勝行長が朝方に預金準備率の引き下げを発表したほか、既存住宅ローンの金利や頭金比率の引き下げも明らかにしたことが好感されているもよう。

　指数は日本時間午前10時37分現在、前日比1.04％高の2777.47ポイントで推移している。セクター別では、バッテリー素材や風力発電設備、不動産サービスなどが全面高となるなど、幅広いセクターで買いが優勢となっている。半面、貴金属や通信サービス、教育などが売られている。

　24日の香港市場でハンセン指数は反発スタート。前日の米株高や米連邦準備理事会（FRB）の利下げが継続するとの観測に加え、中国当局の景気対策が好感されている。国務院新聞弁公室がきょう開いた報道向け発表会で、中国人民銀行（中央銀行）は預金準備率を近く0.5％引き下げると発表したほか、年内にさらに0.25−0.5％引き下げるなどの方針を示した。

　指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比2.243％高の18655.81ポイントで推移。個別では、本土不動産株の龍湖集団（00960）、華潤置地（01109）、中国海外発展（00688）が急伸。新興自動車メーカーの理想汽車（02015）、自社株買い計画を発表したガス会社の新奥能源（02688）、火鍋チェーンの海底撈国際（06862）なども大幅高となるなど、ハンセン指数構成銘柄は全面高の展開となっている。