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　ハンセン総合指数のサブインデックスである12の業種別指数のうち、17日は上昇が12業種、下落がゼロ業種、変わらずがゼロ業種だった。（　）内は前日比騰落率。

　1　コングロマリット：1,347.61（+1.89％)
　2　不動産・建設：1,334.27（+1.75％)
　3　エネルギー：10,738.96（+1.54％)
　4　金融：3,081.19（+1.48％)
　5　素材：6,339.17（+1.36％)
　6　公共事業：5,267.54（+1.16％)
　7　一般消費財：2,110.80（+0.96％)
　8　通信：1,463.79（+0.88％)
　9　情報技術：10,071.69（+0.72％)
　10　必需消費財：11,398.85（+0.45％)
　11　医療・ヘルスケア：7,085.85（+0.34％)
　12　工業：842.87（+0.06％)

　17日の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日続伸。終値は前日比1.37％高の17660.02ポイントだった。中国企業指数は1.41％高の6176.03ポイント。メインボードの売買代金は概算で630億7000万HKドル。

　ハンセン指数は安く寄り付いたものの、ほどなくしてプラス圏に浮上すると、上げ幅を拡大した。17−18日に開かれる米連邦公開市場委員会（FOMC）で通常の倍となる0.5％の利下げが決まるとの観測が地合いを支えた。もっとも、FOMCの内容を見極めたい投資家心理から模様眺め気分も漂い、17700ポイントに近づく水準では上値の重さが目立った。

　ハンセン指数構成銘柄では、米利下げで恩恵を受ける新世界発展（00017）、長江実業集団（01113）、九龍倉置業地産（01997）など香港不動産関連が大幅高。新興自動車メーカーの理想汽車（02015）、医薬品ネット通販の阿里健康（00241）と京東健康（06618）、ガス会社の新奥能源（02688）なども買いを集めた。半面、家電メーカーの海爾智家（06690）、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム（09961）、衛生用品大手の恒安国際集団（01044）などが下げた。

　ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.12％高の3536.57ポイントと6営業日続伸。理想汽車、阿里健康、京東健康が上昇率上位3位を占めたほか、センスタイム（00020）、東方甄選（01797）、衆安在線財産保険（06060）なども高い。半面、下落は海爾智家、同程旅行（00780）、蔚来集団（09866）、トリップ・ドットコム、ウェイボー（09898）、閲文集団（00772）の6銘柄のみだった。