13日の米株式市場で、中国ネット・IT株はまちまち。中国のネット通販最大手アリババ集団（BABA）が前日比0.94％安の84.69米ドルと4日ぶりに反落。中国の検索エンジン最大手、百度（BIDU）は0.50％安の83.65米ドルと4日ぶりに反落した。主な中国関連ネット・IT株の13日終値は次の通り。

　■アリババ集団（BABA）：84.69米ドル（-0.94％）
　■百度（BIDU）：83.65米ドル（-0.50％）
　■トリップ・ドットコム（TCOM）：47.29米ドル（+0.40％）
　■JDドットコム（JD）：26.24米ドル（-1.54％）
　■ウェイボー（WB）：7.28米ドル（+0.28％）
　■ネットイース（NTES）：77.32米ドル（+0.18％）
　■ハロー・グループ（MOMO）：6.37米ドル（+1.27％）
　■レンレン（RENN）：0.70米ドル（0％）
　■滴滴全球（DIDI）：3.90米ドル（-1.02％）
　■捜狐（SOHU）：15.42米ドル（+0.72％）
　■チーター・モバイル（CMCM）：3.75米ドル（-7.18％）
　■テンセント・ミュージック（TME）：9.51米ドル（-2.46％）

　13日のNY株式相場は続伸。米ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）が来週17-18日の米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.50％の利下げ観測を示したことなどで大幅利下げ期待が再び高まった。センチメントが一段と改善し、株式市場はほぼ全面高となった。ダウ平均は一時437米ドル高まで上昇し、297.01米ドル高（+0.72％）と3日続伸して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.54％高、0.65％高と、ともに5日続伸。S&P500は7月16日に付けた取引時間中の最高値まで0.73％に迫って終了した。業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。公益、コミュニケーションが1％超上昇し、資本財、素材、生活必需品も0.6％-0.9％高となった。

　週間ではS&P500が4.02％高、ナスダック総合が5.95％高とともに今年最大の週間上昇率を記録し、ダウ平均も2.60％上昇した。S&P500の11セクターは、エネルギーを除く10セクターが週間で上昇。ITが7.33％高、一般消費財が6.14％高、コミュニケーションが4.27％高となり、資本財、不動産、公益、素材も3％超上昇した。

　大幅利下げ観測を受けて米10年債利回りは前日の3.680％から3.655％に低下した。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月FOMCでの0.25％利下げ前日の72％から55％に低下し、0.50％の利下げ確率は45％に上昇した。

■9月16日（月）

【期末決算】布莱克万鉱業（00159）
【期末決算】国際娯楽（01009）
【期末決算】新明中国（02699）
【中間決算】新明中国（02699）
【IPO】ハンセン米国国債7-10年指数ETF（03435）
【IPO】ハンセン米国国債1-3年指数ETF（03436）
【IPO】中国平安CSI香港高配当ETF（09070）
【権利落日】チャイナトラベル・ホンコン（00308）(中間配当）
【権利落日】中国海外発展（00688）(中間配当）
【権利落日】香港荘臣（01955）(期末配当）
【権利落日】東瑞製薬（02348）(中間配当）
【権利落日】チャンピオンREIT（02778）(中間配当）
【権利落日】中国建築国際（03311）(中間配当）
【権利落日】明輝国際（03828）(中間配当）
【権利落日】新百利融資（08439）(期末配当）