11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.92％安の2718.85ポイントだった。深セン成分指数は0.24％高の8093.25ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3149億4700万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。中国景気の先行き不安が根強いなか、14日に小売売上高や鉱工業生産など8月の主要経済指標の発表が控えているほか、週末から中秋節の連休が始まるとあって、リスクを回避する動きが優勢だった。

　セクター別では、セクター別では、銀行、教育、海運・港湾運営が全面安。鉄道・道路、商業・百貨店、採掘なども売られている。半面、バッテリー素材が全面高となっているほか、バッテリー、太陽光発電設備、バイオ製品などが買われた。

　上海B株指数は0.02％高の229.48ポイント、深センB株指数は0.59％安の1049.48ポイントだった。

上海総合指数
　引値：2718.85ポイント
　前日比：-25.34ポイント
　騰落率：-0.92％

上海B株指数
　引値：229.48ポイント
　前日比：0.05ポイント
　騰落率：0.02％

深セン成分指数
　引値：8093.25ポイント
　前日比：19.42ポイント
　騰落率：0.24％

深センB株指数
　引値：1049.48ポイント
　前日比：-6.26ポイント
　騰落率：-0.59％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3182.01ポイント
　前日比：-13.75ポイント
　騰落率：-0.43％

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