週明け2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前営業日比0.62％安の2824.50ポイントだった。深セン成分指数は1.24％安の8244.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4619億5500万元だった。

　上海総合指数は安く寄り付いた。序盤に下げ幅をやや拡大し、その後は2825ポイント付近の狭いレンジでもみ合った。中国景気の先行き不安が重荷となった。中国国家統計局が8月31日に発表した8月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.1と前月比0.3ポイント低下して市場予想（49.5）を下回った。一方、午前中に中国メディアの財新が発表した8月の製造業PMIは50.4となり、市場予想（50.0）から上振れし、前月に割り込んでいた50を回復したが、市場の反応は限られた。

　セクター別では、軍需関連、貴金属、証券、半導体などが安い。半面、保険、石炭、化学肥料、銀行などが買われた。

　上海B株指数は0.29％安の234.10ポイント、深センB株指数は0.78％安の1074.82ポイント。

上海総合指数
　引値：2824.50ポイント
　前日比：-17.71ポイント
　騰落率：-0.62％

上海B株指数
　引値：234.10ポイント
　前日比：-0.67ポイント
　騰落率：-0.29％

深セン成分指数
　引値：8244.83ポイント
　前日比：-103.65ポイント
　騰落率：-1.24％

深センB株指数
　引値：1074.82ポイント
　前日比：-8.46ポイント
　騰落率：-0.78％

滬深300指数（CSI300指数）
　引値：3281.28ポイント
　前日比：-40.15ポイント
　騰落率：-1.21％

　週明け2日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。製造業の景況感の悪化を嫌気。中国国家統計局が8月31日に発表した8月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.1と前月比0.3ポイント低下して市場予想（49.5）を下回った。

　指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.28％安の2834.37ポイントで推移している。セクター別では、航空・空港運営、軍需関連、貴金属、証券などが安い。半面、保険、輸送用設備、海運・港湾運営、銀行などが買われている。